リモートワークやオンライン授業でイヤホンを使う機会が増えてきた昨今、イヤホンにこだわりたい方もいるのではないでしょうか。
「イヤホンを新調したい」「インナーイヤー型イヤホンってどんな特徴があるの?」「イヤホンのおすすめが知りたい」そんな方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
オーディオライターの折原一也さんが、インナーイヤー型イヤホンの特徴や選び方など、購入前に必ずチェックしておきたいポイントを詳しく解説。
記事後半では「有線接続」「Bluetooth接続」「通勤・通学向け」「高音質」など、好みや具体的な使用シーンごとに、ランキング形式でおすすめ商品を紹介しています。
ぜひ、自分にぴったりのインナーイヤー型イヤホン見つけてください。
目次
1979年生まれのオーディオ&ビジュアルライター。「家電批評」「日経トレンディ」「Phileweb」などのA&V専門誌、モノ雑誌、Webで、4Kテレビやワイレスイヤホン、スピーカーなど映像と音に関わる記事を担当。薄型テレビやワイヤレスイヤホンは年間100製品以上の実機をテストして製品評価を手掛けている。2009年より全国の家電量販店や専門誌と共にオーディオ・ビジュアルの優れた製品を表彰するアワード「VGP」の審査員も務める。
1979年生まれのオーディオ&ビジュアルライター。「家電批評」「日経トレンディ」「Phileweb」などのA&V専門誌、モノ雑誌、Webで、4Kテレビやワイレスイヤホン、スピーカーなど映像と音に関わる記事を担当。薄型テレビやワイヤレスイヤホンは年間100製品以上の実機をテストして製品評価を手掛けている。2009年より全国の家電量販店や専門誌と共にオーディオ・ビジュアルの優れた製品を表彰するアワード「VGP」の審査員も務める。
インナーイヤー型イヤホンとは?
インナーイヤー型イヤホンとは、AirPodsに代表される耳甲介(耳の外側に出ている箇所)に装着するタイプのイヤホンです。
元々は、オーバーヘッド型(ヘッドホン)と区別するために呼ばれていた呼び名です。現在*、インナーイヤー型と呼ばれているのは開放型(オープン型)、または半開放型のイヤホンになります。
*:2019年10月時点
現在*、主流のイヤホンは大きく2種類に分けられます。今回詳しくご紹介するインナーイヤー型イヤホンと、カナル型イヤホンです。
インナーイヤー型イヤホンは、耳穴に浅くかぶせるタイプ。つけたときに閉塞感がなく、着脱も楽ですよ。メーカーによっては「イントラコンカ型」と表記していることもあります。
以前は「インナーイヤー型イヤホンは音漏れするので、電車やバスではつけにくい」と言われていましたが、現在は改良されたモデルも登場しています。
*:2019年10月時点
- 着脱しやすい
- 開放感と臨場感を表現する
- 高音の抜けが良く感じる
- リーズナブルな製品が多い
- 音漏れしやすい
- 外部の音が入ってきやすい
- 低音に弱い
- 繊細な音を聴き取りにくい
耳栓のように取り付ける密閉型のカナル型イヤホンと比べると、装着時の付け外しがしやすく、また音が自然と外に抜ける構造になっています。
昔はイヤホンと言えばインナーイヤー型(開放型)でしたが、音質ではカナル型の方が有利です。インナーイヤー型は音漏れしやすいというデメリットがあるので、音漏れが気になる方はカナル型イヤホンのほうが良いでしょう。
インナーイヤー型イヤホンの選び方
ここからは、インナーイヤー型イヤホン選びでチェックしておきたいポイントや、機能について紹介します。
機能性で選ぶ
自分がとくにどの機能を重視したいのか考える際には、具体的な利用シーンを考えてみましょう。自宅でのリラックスタイムと通勤通学など乗り物内では、イヤホンに求める機能が変わってきますよね。
満員電車など人と密着するシチュエーションでは、コードレスのワイヤレスイヤホンもおすすめです。イヤホンのコードを他の人のボタンに引っ掛けてしまった…などのトラブルを防ぐことができます。
- 音質
大口径ドライバーを搭載したタイプほど重低音の再生で有利です。 - 装着性
耳に密着せず引っ掛けるだけなので、外れやすい構造です。装着性をカバーする目的でフックやフィンの付いた構造のものもあるので、落下が心配ならそういった製品を選ぶと良いでしょう。 - 遮音性
基本的には音が漏れやすい構造ですが、音導管を使ったモデルなども発売されています。 - 防塵・防水機能
スポーツやランニング、ジムでのトレーニング中にぴったり。汗や砂埃による故障を減らせるので、お気に入りのイヤホンを長く使い続けられます。また、汚れてしまった場合は水拭きが可能なので、清潔に保つことができます。 - バッテリー持続時間
商品によって異なりますが、ワイヤレスイヤホンの平均的な充電時間は1回2時間ほど。フル充電からの平均的な連続再生時間は、およそ5時間から8時間です。 - ノイズキャンセリング機能
雑音が減ると、音量をあげなくても音楽が聞き取りやすいというメリットがあります。インナーイヤー型は外部の音が入りやすいという特徴があるため、ノイズキャンセリングはとくに注目したい機能です。
ノイズキャンセリングとは、逆位相の音を発生させることで騒音を打ち消す機能のことです。電車・バスの走行音など、気になる雑音を減らしてくれます。
接続方式で選ぶ
インナーイヤー型イヤホンの接続方式は、「有線接続」と「ワイヤレス接続」があります。
「ワイヤレス接続」タイプは、Bluetoothを利用して接続します。完全コードレスタイプから首にかけて使うタイプまで、形状は様々。各タイプの特徴を解説していきます。
- ヌードル型
ワイヤレスイヤホンの主流の形状です。商品数が多いので、入門機からハイクラスまで、機能も価格帯もさまざま。 - ネックバンド型
左右をつなぐ部分がシリコン製のバンドなどになっていて、首にかけて使うワイヤレスイヤホンです。外見ケーブルより太いので、装着感や見た目の存在感はやや強めとなります。 - 完全独立型(トゥルーワイヤレスタイプ)
通称「完全ワイヤレスイヤホン」と呼ばれる形状です。左右をつなぐケーブルがないため、スポーツ中や満員電車などケーブルが物に引っかかりやすい状況でも快適に使用できます。 - ボックス型(Bluetoothレシーバー型)
イヤホンとBluetoothレシーバーを組み合わせたタイプです。商品によっては、イヤホン部分を取り外して、自分好みのイヤホンに付け替えが可能。 - 片耳型(ヘッドセット型)
ハンズフリー通話に使用したい場合におすすめのタイプです。片耳しか聞こえずモノラル再生なので、音楽鑑賞にはあまり適していません。
インナーイヤー型イヤホンおすすめ20選|オーディオライターが種類別にランキングで紹介!
ここからは、オーディオライターの折原一也さんおすすめのインナーイヤー型イヤホンを紹介していきます。
接続方式や重視したいポイント、使用シーンにあわせて4つのジャンルに分け、ランキング形式にしていますよ。どんなふうにイヤホンを使うか考えつつ、自分好みのイヤホン探しの参考にしてみてくださいね。
インナーイヤー型イヤホンおすすめランキングTOP5【有線接続】
まず最初にご紹介するのは、もっとも一般的な「有線接続」のインナーイヤー型イヤホンです。
有線接続方式のイヤホンは充電不要なので、長時間使用に適しています。価格帯も幅広く商品数も多いため、自分の予算や好みに合わせて選びやすいですよ。
Apple(アップル) / EarPods with Lightning Connector
最もポピュラーなインナーイヤー型
最もポピュラーなインナーイヤー型
Apple社の高品質なインナーイヤー型イヤホンです。現在、iPhoneやiPadにはイヤホンジャックがありませんが、LightningタイプのEarPodsなら変換コネクタなしで接続できます。
コントローラーやマイクがついているため、ハンズフリー通話にも便利ですよ。いちいちスマートフォンを出さなくても、音量調整ができるのも◎。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約11g |
通信方式(接続) | 有線 |
SONY(ソニー) / MDR-XB510AS
貴重なIPX7防水対応モデル
貴重なIPX7防水対応モデル
生活防水対応のインナーイヤー型イヤホンです。IPX7とは、水深1mに静かに沈めて30分放置しても使用できる防水機能のことです。水中での使用はできませんが、雨の日やキッチンで水に濡れても大丈夫。
また、ケーブル部分にコントローラーとマイクがついています。リーズナブルな価格で、便利な機能がたくさんついているのは嬉しいですね!
インナーイヤー型イヤホンのなかでも貴重なIPX7の防水に対応したモデルで、スポーツにも活用できるモデル。細かな音をしっかり聞かせてくれるサウンドで、高域は華やかです。
形式(型式) | 密閉, ダイナミック |
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重量 | 約9g |
通信方式(接続) | 金メッキL型4極ミニプラグ |
1MORE(ワンモア) / ピストン シングルドライバ ー イヤーバンド イヤホン
大口径13.6mm採用の高音質
大口径13.6mm採用の高音質
ショッピング
アクセサリー感覚でつけられる華やかな見た目も人気の理由。
人間工学を応用したデザインで、長時間つけていても疲れにくい仕組みです。リスニングなど、勉強用に使うイヤホンとしても選ばれています。
中国の人気イヤホンブランド1MOREの手掛けるオープン型イヤホンです。オープン型で大口径13.6mmドライバーを採用をしていて、明るく華やかな高音質サウンドは他にはない高音質の選択肢です。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約23g |
通信方式(接続) | 有線 |
公式サイトはこちら
SENNHEISER(ゼンハイザー) / MX 375
プロにも愛用されるゼンハイザー社
プロにも愛用されるゼンハイザー社
高品質なマイクやヘッドフォンを作ることで知られ、プロのアーティストからも支持されています。イヤホンにイヤーパッドを装着することで、より耳にフィットさせられますよ。
現在*生産終了となり、日本国内での販売も徐々に終了しつつあります。在庫のみの販売になるので、購入検討している方はお早めに!
*:2019年10月時点
古くからインナーイヤホン型の定番として語られてきたドイツのゼンハイザー社による現行モデルです。ナチュラル志向のサウンドで、ライブ感と解像感で音楽を聞かせてれます。2012年発売ながら、今でもファンの多いモデルです。
連続音声再生時間 | - |
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重量 | 約14g |
通信方式(接続) | 有線 |
Happy Plugs(ハッピープラグス) / EARBUD PLUS
カラバリ豊富なおしゃれイヤホン
カラバリ豊富なおしゃれイヤホン
色展開が多く、ファッショナブルな小物としても取り入れられるイヤホンです。価格もおよそ3,000円ほどとリーズナブル。
ケーブル部分には、音量調整可能なリモコンとマイクが付属します。重さも11gと軽いため、長時間のハンディ通話でも疲れません。
音符型のパッケージで雑貨屋さんでもよく見かけるスウェーデンのおしゃれブランドによるインナーイヤー型イヤホンです。ボーカルの歌声、楽器の音を自然に聞けるナチュラル志向のサウンドで、低音もしっかり鳴らしてくれます。EarPodsにはないカラーバリエーションも魅力です。
連続音声再生時間 | - |
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重量 | 約12g |
通信方式(接続) | 有線 |
インナーイヤー型イヤホンおすすめランキングTOP6【Bluetooth接続】
続いてご紹介するのは、「Bluetooth接続」のインナーイヤー型イヤホンのおすすめランキングです。
ワイヤレスイヤホンは、ランニングやジムでのトレーニング中など、コードを引っ掛けたくないシーンにおすすめ。さらに、人と密着しやすい満員電車でもストレスなく利用できますよ。取り回しの良さ・バッテリー持続時間・予算に注目しましょう!
Apple(アップル) / AirPods with Charging Case
通話持続時間が大きく伸びた第2世代
通話持続時間が大きく伸びた第2世代
Apple社の完全ワイヤレスイヤホンAirPodsは、現在複数モデルが販売されています。今回プロがおすすめするのは、2019年3月に発売された第2世代モデルです。最新型のH1チップを搭載したことにより、音質がさらによくなったのが特徴です。
フル充電からのバッテリー持続時間は、およそ5時間。従来のAirPodsと比べ、通話持続時間も50%伸びています。さらに、付属のケースで充電できるため、外出先での電池切れもスマートに解決できますよ。
街中で最も見かけるインナーイヤー型の定番はアップルAirPods。第二世代モデルでは繊細な音も聞こえるようになり音質がアップしています。「ヘイ、Siri」でいつでもボイスアシスタントを呼べる機能性もオンリーワン。
Happy Plugs(ハッピープラグス) / plugs AIR1
ファッショナブルなデザインが◎
ファッショナブルなデザインが◎
カラーの豊富さが目を引くイヤホン。ポップなピンクや肌なじみのよいゴールドなど、ファッショナブルなデザインが用意されています。
フル充電からのバッテリー持続時間は、最長14時間。通信にはBluetooth5.0を使用しているので、通信品質も安定しています。汗や水に強い防滴仕様なのも魅力的。ランニングやトレーニング中にもおすすめなイヤホンです。
AirPodsにもよく似たデザインでカラフルな完全ワイヤレスイヤホンです。本体も小型ケースでワイヤレス充電対応なので、スマートに取り回しのできるモデルです。
連続音声再生時間 | 約3.5時間 |
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重量 | イヤフォン(左右各) 3.75g、充電ケース 35g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
SONY(ソニー) / WI-SP500
スポーツ向きの開放型イヤホン
スポーツ向きの開放型イヤホン
装着中もしっかり周囲の音が聞こえる開放型のインナーイヤー型イヤホンです。ランニング中など「音楽を聞きつつ周りの状況を把握したい」という方にぴったりですね。防滴仕様は、軽い水濡れに耐えられるIPX4となっています。
フル充電からの駆動時間は、最長8時間。最大8台までの機器と接続できるマルチペアリング機能搭載なので、複数機器を扱う方に人気です。Siriやグーグルアシスタントなどの操作にも対応しています。
耳の穴に向けて音を出すインナーイヤー型として珍しい構造に、突起物を付けてフィット感を高めるイヤーピース付属とオリジナル構造満載。低音もしっかり出て外の音も聞こえるので、スポーツ向きのモデルです。
連続音声再生時間 | 最大8時間 |
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重量 | 約18g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
JVC KENWOOD(ジェイブイシーケンウッド) / HA-F15BT
レトロでお手ごろな左右一体型
レトロでお手ごろな左右一体型
左右一体型のワイヤレスイヤホンです。完全ワイヤレスと比べてリーズナブルな価格設定も魅力的。3,000円台から購入可能です。
複数モデル販売されていますが、こちらのモデルのバッテリー持続時間は、およそ6時間ほど。防滴仕様はIPX2レベル。濡れた手で操作しても、壊れにくい防滴基準となっています。
レトロカラーのツーローンで人気のJVCのワイヤレスイヤホンの開放型(インナーイヤー型)モデル。中域をしっかりと鳴らす厚みのある暖かみあるサウンドで、低音もしっかりとした音圧感でカバーしています。
連続音声再生時間 | 約6.5時間 |
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重量 | 約11g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
Happy Plugs(ハッピープラグス) / EARBUD PLUS WIRELESS 2
安くて可愛い左右一体型モデル
安くて可愛い左右一体型モデル
ショッピング
レオパード柄や大理石柄など、高級感あるデザインも選べるインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンです。パッケージもかわいいので、プレゼント用にも選ばれています。
プロオススメのWIRELESS2は2018年12月に発売されたモデル。「装着性も音質もよくなった」と、従来モデルユーザからも好評です。フル充電にかかる時間は2時間。最長駆動時間は、6時間ほどとなっています。
音符型ケースで雑貨屋にもよく売られているhappy plugsのワイヤレスイヤホン。サウンドはナチュラル志向で歌声もしっかりと自然と聞こえるし、低音もパワーを伴って聞こえるサウンドにまとめられています。
連続音声再生時間 | 約6時間 |
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重量 | 約15g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
Apple(アップル) / AirPods 第1世代
第1世代もまだまだ現役!
第1世代もまだまだ現役!
ショッピング
1位に選ばれたAirPodsの旧モデルがランクイン。最新モデルと比べるとやや安いため、予算が限られているときや、カジュアルに使いたいときに◎。
また、ケースを使用するワイヤレス充電は、第1世代でも使用可能。別売りのApple Wireless Charging Case for AirPodsを入手して、組み合わせることができます。フル充電からの連続再生時間は、およそ5時間。ケースを併用すれば24時間再生可能です。
オープン型の定番モデルといえばやっぱりAirPods。2019年3月に第二世代が発売していますが、音質にこだわりがないなら第1世代 MMEF2J/Aも十分現役。サウンドはEarPodsに近く中域に厚みのあるタイプです。
連続音声再生時間 | 24時間以上 |
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重量 | AirPods(左右各) 4g、Charging Case 38g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
インナーイヤー型イヤホンおすすめランキングTOP4【通勤・通学向け】
次にご紹介するのは「通勤通学向け」のインナーイヤー型イヤホンのおすすめランキングです。
現在のインナーイヤー型イヤホンの中には、最新技術を使って音漏れを抑えつつ、周囲の音も取り入れられる商品もあります。機能面では、電車の走行音や会話などの雑音を抑えてくれるノイズキャンセリング機能にも注目。
SONY(ソニー) / オープンイヤーワイヤレスステレオヘッドセット SBH82D
音漏れが少ない音導管構造採用
音漏れが少ない音導管構造採用
インナーイヤー型イヤホンの短所としてよく挙げられるのが「音漏れしやすい」こと。このソニーの最新型イヤホンは、その弱点を克服しました。
仕組みは、音導管という独自パーツを使い、鼓膜の方向にダイレクトに音を流すというもの。「装着時に圧迫感がない」「周囲の状況がきちんとわかる」というインナーイヤー型のメリットを活かしつつ、現代社会に合うかたちにアップグレードしています。
音導管と呼ばれる耳を塞がない構造で、外の音を聞きながら音楽も聞けるユニークなモデル。音楽を流したまま周りの人の会話もできるほど。耳を塞がない構造ですが、音漏れも少ない設計になっています。耳の後ろに回る形で固定する形状も安定感抜群です。
形式(型式) | オープンエアダイナミック型 |
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電源 | DC3.7V:リチウムイオン電池 |
連続音声再生時間 | 最大7.5時間 |
重量 | 25.5g(ケーブル含む) |
通信方式(接続) | Bluetooth標準規格 Ver.4.2 |
SONY(ソニー) / STH40D
音導管シリーズの有線モデル
音導管シリーズの有線モデル
2位に選ばれたのも、音導管を使ったソニーのイヤホンです。価格は無線タイプの半分となっていますよ。また、有線モデルは充電不要なので、通勤通学の時間が長い方でも安心して使えます。
デザインは、イヤホンが目立ちにくい下掛けスタイル。コーディネートの邪魔にならないため、シーンを問わず使えますね。3種類のリングサポーターを使って、自分の耳のサイズにフィットさせられます。
音導管で外の音も聞けるモデルの有線版が「STH40D」。外の音も聞こえるので通勤通学でも安心です。有線タイプなので携帯音楽プレイヤーなどと組み合わせたい人にピッタリです。
連続音声再生時間 | - |
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重量 | 約18.0g |
通信方式(接続) | 有線 |
SONY(ソニー) / Xperia EarDuo
音漏れしない完全ワイヤレスイヤホン
音漏れしない完全ワイヤレスイヤホン
満員電車や人混みなど、ストレスフルな環境にとくにおすすめなインナーイヤー型イヤホンです。こちらも音導管を採用しているモデルなので、近距離の相手にも音漏れは伝わりません。
また、ケーブル類が一切ない左右独立タイプなので、他の人の衣服にコードが絡まるトラブルもなし。周囲の音にあわせて音量調整してくれる機能も搭載されているため、身動きできない状況でも快適に音楽が楽しめます。
耳を塞がない音導管を使ったイヤホンを完全ワイヤレス化したモデルが「Xperia EarDuo」。完全ワイヤレスなので混雑した電車などでもケーブルがかかる心配がありません。
左右の接続はNFMIなので接続安定性も問題ナシ。Androidスマホとの組み合わせではる独自のアシスタント機能「Assistant for Xperia」と組み合わせて、LINEの通知読み上げなどさまざまな機能を利用できます。
連続音声再生時間 | 最大4時間 |
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重量 | イヤホン(左右各) 10.6g、充電ケース 76g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
ambie(アンビー) / アンビーワイヤレスイヤカフ
長時間使用でも耳が痛くなりにくい
長時間使用でも耳が痛くなりにくい
イヤーカフのようなデザインが特徴的なインナーイヤー型イヤホンです。耳の縁にひっかけてつかうため、耳の穴の形やサイズを選ばず使えます。「耳が小さいからフィットするイヤホン探しが大変」という方も快適に使えますよ。
マットな色合いとユニークなカラーネームも独自の魅力。「Toypu Brown(トイプードルのブラウン)」など、名前の響きのかわいさが購入の決め手になる方も多いですよ。ワイヤレス接続方式となっており、バッテリー持続時間はおよそ6時間です。
ソニーから発売している音導管採用のワイヤレスイヤホンのオリジナルにあたるambieのワイヤレス版です。耳を塞がない構造のメリットはそのままに、ambie wireless earcuffsは耳の後ろに周り固定する箇所が小さくイヤリングのように見えるデザインが特徴。音質も耳が開いたままとは思えないほどに高音質です。
連続音声再生時間 | 約6時間 |
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重量 | 約27g |
通信方式(接続) | Bluetooth |
インナーイヤー型イヤホンおすすめランキングTOP5【高音質】
最後にご紹介するのは「高音質」なインナーイヤー型イヤホンのおすすめランキングです。ハイレゾ対応モデルやダイナミックドライバー採用モデルのイヤホンで、臨場感たっぷりに音楽が楽しめます。
さらに、オーディオライターの折原一也さんによる「得意なサウンドの解説」は必見です! 好みの音楽ジャンルに合わせて、イヤホンを選びましょう。
audio-technica(オーディオテクニカ) / ATH-CM2000Ti
ハイレゾ対応のインナーイヤー型
ハイレゾ対応のインナーイヤー型
オーディオテクニカによるハイエンドなインナーイヤー型イヤホン。ほとんどのハイレゾ対応イヤホンがカナル型となっているため、とても珍しい商品ですよ。
技術面での特長は、チタニウム製のハウジングを採用していることです。高音がさらに伸びやかに、クリアに仕上げられています。
オープン型のインナーイヤーイヤホンとしては貴重なハイレゾの高音質対応の最高級モデル。新開発15.4mm径HDドライバーにより、音の開放感と共にクリアで解像感あるサウンドを実現しています。オープン型で徹底的に高音質志向の人におすすめです。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約11g |
通信方式(接続) | 有線 |
Astrotec(アストロテック) / LYRA Classic
VGP2018受賞モデル
VGP2018受賞モデル
優れたオーディオビジュアル機器を選ぶグランプリ「VGP」のイヤホン・ヘッドホン部門に入賞した商品です。こちらもハイレゾ対応となっているため、音質にこだわりたい方におすすめですよ。
とくに評価されているのは、ヘッドホンのような広がりのあるサウンドと装着感のよさ。使用時は、ストレートと耳掛け、お好みのスタイルが選べます。
15mmダイナミックドライバーによるインナーイヤー型の構造にハイレゾ対応の高音質を詰め込んだモデル。イヤホン全体から音が抜ける「マイクロ多孔質フィルター」の構造で、音抜けが良く音空間の広いサウンドを聴かせてくれます。インナーイヤー型としての高音質を追求したモデルです。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約13g |
通信方式(接続) | 有線 |
Bang & Olufsen(バングアンドオルフセン) / EARSET
高音質な左右一体型ワイヤレス
高音質な左右一体型ワイヤレス
ショッピング
可動式イヤーハンガーが特徴的な人気のインナーイヤー型イヤホンです。イヤーハンガーは、イヤホンの角度・軸の高さ・フックの向きをそれぞれ調整可能。長時間使用でも疲れにくい、最適なバランスをみつけられます。
機能面での特長は、無料ダウンロード可能なアプリでのカスタマイズ。イコライザーを調整し、より自分好みの音質にできますよ。左右一体型ワイヤレスとなっており、バッテリー駆動時間はおよそ5時間です。
インナーイヤー型イヤホンの高音質モデルとして2000年に発売された名機「Earphones A8」のデザインをリバイバルする形で搭乗する最新のワイヤレスイヤホンです。可動式に耳に固定できるイヤーハンガーと呼ばれる構造も含めてデザインの美しさも特徴。中高域の細かな音までしっかり聴かせてくれる高音質モデルです。
連続音声再生時間 | 約5時間 |
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重量 | リチウムイオンバッテリー |
通信方式(接続) | Bluetooth |
ハイブリッド構造が特徴的なインナーイヤー型イヤホンです。ダイナミック型の「パワフルさ」とBA型の「解像度の高さ(鮮やかさ)」を両立したモデルとなっています。イヤホンの構造上、音に指向性があるため、装着する角度によって聞こえ方が変化します。
インナーイヤー型イヤホンながら、カナル型で用いられるBAドライバーとダイナミックドライバーのハイブリッド構成にすることで高音質化を目指した珍しいモデルです。装着の際には耳の上にフィンが当たる形となり安定性も高めています。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約17g |
通信方式(接続) | 有線 |
radius(ラディウス) / 木製イヤホン HP-WHF11Mx
暖かみのある見た目と音が個性的
暖かみのある見た目と音が個性的
使い込むのも楽しい木製ボディが特徴的なイヤホンです。メイプル素材ならではの優しいサウンドはリラックスシーンにぴったりですよ。聞き慣れた音楽がより暖かみのある音へと変化するのも楽しいですね。
素材にメイプルウッドを利用した木製イヤホンとして登場したユニークなモデルです。メイプルウッドはギターやバイオリンなどに用いられる素材で、暖かみあるサウンドが特徴。開放型の構造と合わせて、ウォームな音を求めている人向きです。
連続音声再生時間 | ‐ |
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重量 | 約13g |
通信方式(接続) | 有線 |
▶公式サイトはこちら
インナーイヤー型イヤホンに関する3つの疑問
インナーイヤー型イヤホンにまつわるお悩みについて、オーディオライターの折原一也さんにお答えいただきました!
①カナル型のイヤホンをインナーイヤー型イヤホンに変換する方法はありますか?
基本的にはありません。過去にイヤーピースとして形を変換するアイテムがわずかに出回ったこともありましたが、期待通りの音質にはならず普及しなかったようです。
もし取り付けたいイヤホンがあっても、予算を抑えてでも新しいインナーイヤー型イヤホンを購入することをおすすめします。
②iPhone付属のインナーイヤー型イヤホン「EarPods」の音質はどうですか?
音質には好みはありますが、「EarPods」はインナーイヤー型イヤホンの中ではよくできたサウンドです。
音楽の迫力や低音のパワーもしっかり伝わりますし、空間に音の広がるライブ感もあります。古い機種にありがちなシャキシャキとした高音が聞こえないことも高評価です。ただし、「EarPods」は音漏れが大きい方だと言われています。
③インナーイヤー型イヤホンが外れてしまいます。何が原因なのでしょうか?
インナーイヤー型イヤホンがよく外れる人は、耳の形に原因があるケースが多いようです。
インナーイヤホンは耳の外側の溝に浅く引っかかる構造ですが、人の耳の形は個人個人で異なるので、上手く安定するかどうかは耳の形次第です。耳に対してイヤホンが小さ過ぎても耳の溝にかからず安定しませんし、大き過ぎても上手く収まりません。
イヤーピースやイヤーフックを交換できるタイプなら、交換により安定感を改善できます。ただし、やはり耳の形にどうしても合わない人も居ます。そんな人は、フックなどで固定するタイプや、諦めてカナル型イヤホンを選びましょう。
インナーイヤー型イヤホンのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのインナーイヤー型イヤホンを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | 最もポピュラーなインナーイヤー型 | 貴重なIPX7防水対応モデル | 大口径13.6mm採用の高音質 | プロにも愛用されるゼンハイザー社 | カラバリ豊富なおしゃれイヤホン | 通話持続時間が大きく伸びた第2世代 | ファッショナブルなデザインが◎ | スポーツ向きの開放型イヤホン | レトロでお手ごろな左右一体型 | 安くて可愛い左右一体型モデル | 第1世代もまだまだ現役! | 音漏れが少ない音導管構造採用 | 音導管シリーズの有線モデル | 音漏れしない完全ワイヤレスイヤホン | 長時間使用でも耳が痛くなりにくい | ハイレゾ対応のインナーイヤー型 | VGP2018受賞モデル | 高音質な左右一体型ワイヤレス | ハイブリッド構造で高音質化 | 暖かみのある見た目と音が個性的 |
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商品画像 | ||||||||||||||||||||
商品名 | ||||||||||||||||||||
商品リンク | Amazon 7,900円(税込) Yahoo! ショッピング 12,104円(税込) | Amazon 4,930円(税込) | Amazon 5,980円(税込) | Amazon 10,500円(税込) Yahoo! ショッピング 7,436円(税込) | 楽天市場 5,640円(税込) Yahoo! ショッピング 980円(税込) | Amazon 24,800円(税込) | Amazon 13,480円(税込) Yahoo! ショッピング 29,100円(税込) |
まとめ
この記事では、オーディオライターとして活躍されている折原一也さんに、インナーイヤー型イヤホンの選び方や特徴をお伺いしました。
使いたいシーンや重視する機能に合わせてイヤホンを選べば、これまで以上に快適に音楽が楽しめたり、仕事や勉強ができますね。
どんなインナーイヤー型イヤホンにするか迷っている方は、ぜひ折原一也さんのおすすめ商品を参考にしてみてください。
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世界で最も普及しているインナーイヤー型のイヤホンがEarPodsです。iPhoneに付属しているので家に眠っている人も多いかもしれませんが、別売のモデルではLightning直結モデルも用意。白色の可愛らしいデザインに中域の厚みのあるサウンドは、壊れても買い換える人の多い定番です。