MiMC(エムアイエムシー)アイシャドウおすすめ5選｜発色や崩れやすさを徹底検証！

MiMC(エムアイエムシー)は2007年にスタートしたミネラルコスメブランドです。化粧をしながら、肌をいたわることのできるメイクアイテムや、スキンケア商品を数多く生み出しています。

肌への負担を考え、植物オイル、植物エキス、ミネラルなどの自然素材を使用し、とことん肌に優しいのが特徴です。

MiMC(エムアイエムシー)のアイテムには、厳選された高品質な天然素材の成分が使用されています。主成分の天然ミネラルに加えて、植物エキスなどの天然原料がスキンケア効果を発揮します。

また、肌への負担になるとされている合成着色料、合成香料、合成防腐剤、石油系界面活性剤、紫外線吸収剤、タール系色素、タルクなどの成分は一切使用していません。

肌への負担を最小に抑えることに注力しています。

忙しい現代女性を応援するMiMC(エムアイエムシー)のアイテムは全て石けんや洗顔料でオフできるのも特徴です。

クレンジングが不要なので、肌に優しく、スキンケアタイムを短く済ませることができます。

MiMC(エムアイエムシー)では、(左から)「ミネラルスムースシャドー」「ミネラルクリーミーシャドー」「ミネラルカラーパウダー」「ミネラルリキッドリーシャドー」「ビオモイスチュアシャドー」の5つのアイシャドウが発売されています。

どの商品も、主成分がミネラルでできていて肌に優しく、石けんで落とせるのが特徴です。

今回は、5種類全てを比較検証していきますので、ぜひ最後までみてみてくださいね。

肌に優しく、天然素材にこだわっているMiMC(エムアイエムシー)のアイシャドウ。

モノレコ編集部では世間の口コミを調べ、多く見られたものをピックアップしました。

繊細なラメが綺麗だという点や、肌に優しい使用感を評価している声が目立ちました。しかしその一方で、弱い発色や崩れやすさに関するネガティブな声もありました。

口コミを参考に、モノレコ編集部では「発色」「保湿力」「崩れやすさ」「石けんでの落ちやすさ」の4項目に注目して検証を行うことにしました！

検証方法は以下の通りです。

【検証①】発色

アイシャドウを腕に塗り、発色や色味を詳しくレビューしていきます！

【検証②】保湿力

MiMC(エムアイエムシー)から発売されているアイシャドウのうち、「ビオモイスチュアシャドー」「ミネラルリキッドリーシャドー」「ミネラルクリーミーシャドー」には植物美容液オイルや植物美容成分が配合されており、目元を保湿する効果があります。果たして保湿力は本当なのか、モイスチャーチェッカーを使用し、調査します。

化粧水をなじませ、湿度が60.2%の肌にアイシャドウを塗り、10分後にアイシャドウを塗った部分と塗っていない部分の肌の湿度を計測して検証していきます。

【検証③】崩れやすさ

アイシャドウを肌に塗り、ティッシュオフ、霧吹きで水をかけた後にティッシュオフし、それぞれの崩れ具合や落ち度合いを見ていきます。

【検証④】石けんでの落ちやすさ

洗顔料をアイシャドウに指で10回くるくるしてなじませた後に、水を含んだコットンで洗い流した時の落ち具合をみていきます。

まずは、ビオモイスチュアシャドーの検証結果を紹介します。

ビオモイスチュアシャドーは人気色の「06 ムーンニンフ」と新色の「28 アルケミスト」の2色をレビューします！

ビオモイスチュアシャドー 06 ムーンニンフは華やかなラメが魅力的なパレットで、女子会やお出かけのシーンで活用しやすいです。

パレットの左に入っている、「ベージュラメ」はかなり肌になじみやすい色でした。肌色なので、発色はあまりありませんが、細かいラメがぎっしり入っています。華やかで、目元をトーンアップしてくれそうです。アイシャドウベースみたいな用途としても活用できそうで、使い回しのしやすいカラーでした。

パレットの右に入っている、「ブラウン」は少しだけラメが入っているアイシャドウですが、実際に肌に塗ってみるとあまりラメ感はありませんでした。マット寄りのアイシャドウです。濃く発色することはありませんでしたが、ナチュラルになじむ優しいブラウンの色です。しっかり発色させたい人は二度塗りすることをおすすめします。

ビオモイスチュアシャドー 28 アルケミストは新色のパレットです。ピンクとブラウンのコントラストが楽しめるアイシャドウです。

パレットの左に入っている、「ソフトピンク」はあまり発色が良くなかったです。しっかりとチップにアイシャドウをとらないと、ピンク色が出にくい感じはありました。しかし、細かいラメがぎっしり入っていて、ハイライトみたいにキラキラしているのが綺麗です。顔に血色感が出したい人にはちょうど良いかも知れません。一度塗った上に重ねて塗ったところ、ピンクがはっきり発色しました。

パレットの右に入っている、「トゥルーブラウン」は少しラメが入っているものの、ほぼマットなアイシャドウでした。ダークブラウンなので、締めカラーとして使えそうな色味です。発色は弱く、一度塗りだけだとあまり色がつきませんでした。しっかり発色させたい場合は、三回ほど重ねるのがおすすめです。

ビオモイスチュアシャドーの保湿力の検証結果は以下の通りです。

肌の湿度が、2.7%高くなりました。

ティッシュオフをするとだいぶ色がにじみ、ボケた印象を受けました。ティッシュにもアイシャドウが付着し、全体的に薄まりました。

霧吹きで水をかけた後にティッシュオフをすると、かなり落ちてしまいました。水で滲み、カラーが混ざってしまったので少し汚い色味になりました。

洗顔料でなじませ洗い流すと、大体は落ちたものの、マットな質感のアイシャドウ(ブラウン系)は少し色が肌に残ってしまいました。

しっかりメイクを落としたい場合は石鹸だけでなく、クレンジングを使用した方が良さそうでした。

次に、ミネラルスムースシャドーを検証しました！

細かいラメがたくさん入っているアイシャドウでした。色が角度や光の当たり具合で変化するのが新しかったです。

発色はかなり良く、薄く指にとって、伸ばしただけでしっかりと色とラメがつきました。目元をパッと明るく見せてくれ、とても存在感のあるカラーです。

ティッシュオフをすると、色がティッシュには付着しなかったものの、ラメが滲んで伸びました。また、全体的に少し薄くなりました。

その後、水を吹きかけてティッシュオフをするとかなり薄くなりました。しかし、ラメはしっかり付着したままなので、キラキラ感は残っています。

洗顔料で落としたら、色は綺麗に落ちました。しかしラメが落としにくく、肌に薄く残ってしまいました。

続きまして、ミネラルリキッドリーシャドーの検証結果を紹介します！

チップでポンと肌にのせた時には、結構色が濃かったのですが、指で伸ばしたら薄まりました。濃すぎず、薄すぎずちょうど良い発色だと思います。コッパーっぽい色味が、ラメとは少し違う光沢感を演出し、ゴージャスな印象のアイシャドウでした。

ミネラルリキッドリーシャドーの保湿力の検証結果は以下の通りです。

肌の湿度が、3.8%高くなりました。

ティッシュオフをしても、変化がほとんどありませんでした。ティッシュにも色がつくこともなかったです。

しかし、水を吹きかけてティッシュオフをするとアイシャドウがほとんど落ちてしまいました。水には弱いのかもしれません。

問題なく、色もラメも落ちました。

ミネラルカラーパウダーの検証結果をお伝えします。

ラメの含有量がとても多いアイシャドウでした。発色はかなり良く、ピンク色が鮮やかです。シャドウの色味はピンクなのですが、中に入っているラメは赤オレンジっぽい色でザクザクした大粒でした。このラメがアクセントになっています。

元々パキッと発色していたピンクがティッシュオフをするとぼんやりしてしまいました。また、中に入っていたざっくりしたラメも全部伸びました。

水を吹きかけてティッシュオフをすると、ピンク色がほとんどなくなり、ラメだけが残りました。ラメは散らばってしまったものの、しっかり肌に残っています。

薄くラメが残ってしまいましたが、それ以外は特に問題なく落とせました。

最後に、ミネラルクリーミーシャドーの検証結果を紹介します。

透明感のある艶めきで、肌をクリアにしてくれる効果のあるアイシャドウです。肌にチップでシャドウをのせた後、指で伸ばすのではなく、ポンポンとしてなじませるのがポイントです。広範囲に色が広がるので、アイホール全体に塗る際に良さそうでした。

ラメがキラキラしているというよりは光沢感のある仕上がりのカラーです。鮮やかで上品な発色が派手すぎず、普段使いしやすそうな印象でした。

ミネラルクリーミーシャドーの保湿力は以下の通りです。

肌の湿度が、0.7%高くなりました。

ティッシュオフをしても、ほとんど変化はありませんでした。ヨレには強いアイシャドウだという印象を受けました。

その後、水を吹きかけてティッシュオフしても全体的に薄くなったものの、ラメとピンクの色はしっかり残っています。

洗顔すると、部分的に濃くラメが残ってしまいましたが、それ以外は問題なく落ちました。

MiMC(エムアイエムシー) アイシャドウを検証しました。

発色の項目に関しては、ビオモイスチュアシャドーは少し発色が悪かったものの、全体的にみるとMiMC(エムアイエムシー)のアイシャドウは発色の良いものが多い印象を受けました。

口コミには「発色が良くない」という声もありましたが、特に気にならない結果でした。また、ラメが綺麗なのも事実で魅力的な商品だと思います。

発色が薄いと感じる方は、重ね塗りをすると、綺麗に発色したので、何度か塗ることをおすすめします！

保湿に関しては、アイシャドウを塗っていない部分よりも、塗った部分の方が湿度が高く保たれているという結果になりました。よって、保湿効果があるとされている3種類のアイシャドウは本当に保湿してくれるということがわかりました。

目元を鮮やかに彩りながら、保湿してくれるのは嬉しいですね。

メイク崩れについては、口コミにもあったようにヨレやすく、メイク崩れしやすいアイシャドウでした。

特に、水に弱いと感じました。石けんと水で落とせるのが特徴のアイシャドウなので仕方がないのかも知れませんね。夏場などで汗をかくシーズンでは外出先でも化粧崩れやヨレを直せるように持ち歩いた方が良さそうです。

最後に、検証の結果MiMC(エムアイエムシー)のアイシャドウの大体は石けんで落ちることがわかりました。

ラメや、マットな質感のものは落ちにくかったので、気になる場合はクレンジングを使用した方がいいのかもしれませんが、基本は口コミにもあったように石けんで落とすことができます。

本記事で紹介したおすすめのミネラルアイシャドウを一覧表で比較！ぴったりな商品を見つけてみてください！

MiMC(エムアイエムシー)のアイシャドウを実際に使用し、世間の口コミと比較しながら検証しました。

ラメが綺麗な点や、石鹸で落ちやすいという良い口コミが本当だという結果になりました。また、発色が良くないというネガティブな口コミもありましたが、検証してみると発色も特に問題ないことがわかりました。

確かに、メイク崩れはしやすいアイシャドウでしたが、それだけ肌に優しい商品だと感じました。メイクをしながらスキンケアもできてしまうコスメなので、敏感肌の方や忙しくてスキンケアに割く時間があまりない方は、ぜひ試してみてください。