肩がこらない、腕が疲れない、ブレないポインティングで作業効率があがるなど、トラックボールにはメリットがたくさん。でも実際に使用している人はごく少数ですよね。
使ってみたいとは思っていても、どのモデルを選べばいいか分からない…そんな人がほとんどなはず。
そこで、あらゆるメディアで引っ張りだこの家電ライター・藤山哲人氏による、トラックボールの選び方のポイント&おすすめ商品をご紹介!
編集部が厳選したおすすめトラックボールや、意外と知らないメンテナンス方法も掲載しているので、トラックボール選びの参考にしてください。
目次
1967年生まれ。「家電Watch」「DIME」など多数の媒体で執筆。あらゆる家電を使い込んで比較する技術系家電ライター。「家電おじさん」「体当たり家電ライター」の異名を持つ。TBS系列バラエティ番組「マツコの知らない世界」には5回出演。
1967年生まれ。「家電Watch」「DIME」など多数の媒体で執筆。あらゆる家電を使い込んで比較する技術系家電ライター。「家電おじさん」「体当たり家電ライター」の異名を持つ。TBS系列バラエティ番組「マツコの知らない世界」には5回出演。
トラックボールとは?
トラックボールとは、本体を動かすことなくボールのみを指で転がし、画面上のポインター(カーソル)を動かしてパソコンを操作するポインティング・デバイスのこと。
本体にはボールのほかに複数のファンクションボタンが装備されているため、ポインターの移動だけでなく、クリックやスクロールも自由自在。
コピーやペーストなどの機能をボタンに割り当てることもできるので、うまく使いこなせば作業効率が格段にアップします。
トラックボールの仕組み
トラックボールは、本体から露出しているメインボールを内部の3点の支持パーツで支えています。
その回転を検出してポインターを正確に動かす構造で、内部の支持パーツには「小球タイプ」と「ベアリングタイプ」があります。
- 回転ノイズが発生しにくく、安定性の高い滑らかな動きが特徴。その一方、磨耗しやすいデメリットもあるため、最近のトラックボールは支持球に硬度の高い人工ルビーが多く使われています。
- ゴロゴロといった繰球感がマニアの間で支持されいるものの、ゴミが詰まりやすく壊れやすいといったデメリットも。摩耗耐性は高いのですが、現在では市場にあまり流通していません。
マウスとの違い
マウスは本体自体を動かしてポインターを操作しますが、トラックボールは本体を一切動かすことなく、画面の端から端までポインターを滑らかに移動させることが可能です。
クリックする瞬間にポインターがズレてしまうことがマウスにはありますが、トラックボールはボールから指を離せば焦点がずれないため、デザインなどの細かい作業やシューティングゲームに向いています。
ワイヤレスタイプはひざの上でも操作することができ、リビングや寝室など日常の様々なシーンで活用可能。使う場所を選ばない利便性の高さが、マウスと大きく異なる点です。
- 指を動かすだけなので、肩や腕が疲れにくい
- 本体を動かさないため、省スペースで使用できる
- 指さえ動かすことができれば、どこでも使用可能
- 大画面モニターを使う際、ポインターの移動がスムーズ
- マウスに比べて静音性が高い
- 操作に慣れるまでに多少時間がかかる
- 大型のものは、持ち運びに不便
- ボールの可動が悪くならないようメンテナンスが必要
- マウスよりもバリエーションが少ない
トラックボールの選び方のポイント
トラックボールは、大型家電量販店か専門店でもない限り、実際に触って試してみることができません。そのため、商品選びの際には特徴をしっかり把握しておくことが必要です。
そこで、トラックボールを触ったことがない人でも自分にあったベストな商品を選ぶことができるよう、購入前にチェックしておくべきポイントをご紹介いたします!
トラックボールは、まず、使う指を基準に選びます。
そして、デスクの上がごちゃごちゃしているなら「ワイヤレス」、キレイに整っているなら「ワイヤレス」でも「有線」でもどちらでもOK。デスク上に全くスペースがない方は、空中操作ができる「ガンタイプ」がおすすめです。
何よりも一番大切なのは、自分の手にぴったりフィットするかどうか。
実際に試してみないと分からない部分もありますが、私がおすすめする商品はどれも使い心地抜群なので、ぜひ購入の参考にしてください!
使う指によって操作方法に大きな違い!
メインボールをどの指(手のどの部分)で操作するかによって、デザインも操作方法も大きく異なります。
使う指によっては疲れにくさやカーソルの移動範囲にも差が出るので、違いをよく見極めて購入しましょう。
マウスの操作性に慣れ親しんだ方は「親指操作タイプ」がおすすめ
マウスからトラックボールになるべくスムーズに移行したい方は、メインボールが親指側に配置されている「親指操作タイプ」がおすすめです。
左右のクリックボタンとホイールの位置が一般的なマウスとほぼ同じで違和感なく使うことができるため、トラックボール初心者さんに向いています。
使い始めは親指を酷使するため、慣れるまで辛抱強く使い続けましょう。
カーソルをより幅広く繊細に動かしたい方は「人差し指操作タイプ」がおすすめ
大画面でポインターを大きく動かしたい方は、メインボールの配置が中心寄りの「人差し指操作タイプ」がおすすめです。
指先に近い感覚で繊細に操作することができるため、細かい作業に向いている場合も。
人差し指だけでなく中指も使うことができるので指への負担が軽く済みますが、左クリックの機能が親指側になるので、慣れるまでに時間がかかります。
ボタンが左右対称に配置されているモデルは、左利きユーザーも使用可能です。
よりダイナミックに操作したい方は「手の平操作タイプ」がおすすめ
ポインターを画面上で縦横無尽に動かしたい方は、ボールを手で覆うように操作する「手の平操作タイプ」がおすすめです。
ボールの周囲にボタンを配置しているため、最初は操作に戸惑うことも。形が最も個性的なので、上級者向けのトラックボールといわれています。
会議室や家のリビングで空中操作したい方は「ガンタイプ」がおすすめ
手の平で本体を握り親指でボールを操作する「ガンタイプ」は、ビジネスシーンだけでなくご家庭でも大活躍。
空中操作ができるので、プレゼンテーション時のスライドショー操作や、テレビで動画配信サービスを利用する際のリモコンとして使用可能です。
ポケットに入れられるサイズのため、持ち歩き時にもストレスを感じさせません。
使うシーンにあわせてケーブルの有り無しを選択!
デスク上などで固定して使用する際は、ケーブルさばきが必要なマウスと違い、トラックボールはケーブルの有無に操作性の差はほとんどありません。
しかし、ワイヤレス向きの場所や、有線向きの用途もあるため、下記のポイントをしっかり把握しておきましょう。
机の上がスッキリ!「ワイヤレスタイプ」なら使用場所も選ばず便利
デスクの上をスッキリさせたい方は、ケーブルのないワイヤレスタイプがおすすめです。
ワイヤレスなら、デスク上だけではなくソファに座った状態のひざの上や寝室など、シーンを選ばず使用できます。
- 操作先の端末にレシーバーを差し込む一般的な接続方法。レシーバーがかなり小さいため、トラックボールを持ち歩く機会が多い方は本体にレシーバーを収納できるかどうかをチェックしておきましょう。
- レシーバーが不要で、初回のみペアリング設定すればあとは無線で使用できる接続方法。ノートPCなどのUSBポートが少ない端末は、Bluetooth式を選んでおくと便利です。
タイムラグの生じない「有線タイプ」はスムーズな操作性が魅力
ケーブルを使用して操作する有線タイプは、バッテリーの消耗を気にすることなく連続使用できる点がメリットです。しかし、トラックボールはバッテリーの消耗がそもそも少ないため、そこまで気にする必要はないでしょう。
ケーブルの有無で操作性に大きな差はありませんが、ゲーミング用途で使用する場合は、コンマ1秒の操作が的確に行える有線タイプがおすすめです。
特にBluetooth接続だと信号の混線やタイムラグが発生することがあるため、ゲームの際、シビアな局面でストレスを感じてしまうかもしれません。
その他のチェックポイント
【ボタンの数】
トラックボールは、ボタンにショートカットキーをカスタマイズすることが可能です。
ゲームで使用する場合はボタンが4つ以上あるものを選び、複雑な操作をボタンに設定しておけばゲームを有利に進めることが可能です。
【DPI/CPIの数値】
DPI(Dots per Inch)CPI(Count per Inch)とは、解像度(分解能)を表す単位(マウスのカーソル速度を表すもの)のことです。
DPI(CPI)の数値を変えることができるモデルを選べば、カーソルを画面全体に動かす必要があれば速度を速く、デザイン作成などで細かく動かすなら速度を遅くなど、自分好みに設定することができます。
上記2つのポイントは、商品紹介のスペック欄に記載しているので、「ボタンの数」「DPI/CPIの数値」も購入の際の参考にしてください。
トラックボールおすすめ11選|家電ライター&編集部が厳選して紹介
トラックボールのことを知り尽くした専門家・藤山氏に、「親指タイプ」「人差し指タイプ」「左利きタイプ」「センタータイプ」「ガンタイプ」各部門別におすすめトラックボールを1商品ずつ選んでいただきました(親指タイプは2商品)。
藤山氏だけでなく、編集部がセレクトしたトラックボールも一挙ラインアップ。
省スペースにぴったりなキーボード一体型モデルもご紹介するので、商品選びの参考にしてください!
トラックボールおすすめ4選【親指タイプ】
一般的なマウスと指の配置が似ている親指タイプは、トラックボール初心者さんにおすすめ。
トラックボールの購入を考えている方は、使いやすさ抜群なこの4商品をチェックしてください!
Logicool(ロジクール) / MX ERGO
角度を変えることができる優秀設計
角度を変えることができる優秀設計
水平だけでなく20度の傾斜をつけて使用することもできる、ロジクールの数あるラインアップの中の上位モデル。
手の配置がより自然な形になるため、標準的なマウスと比較して筋緊張が20%も減少。
長時間のパソコン作業が必要な人たちの間で大人気のトラックボールです。
ボタンを押すだけで作業内容に合ったカーソルの速度に変更でき、さらに「Logicool FLOWテクノロジー」が搭載され、2台のデバイスを同時に操作することが可能。
フル充電後の使用可能時間は最長4ヵ月。1分充電するだけで1日中使用できるので、バッテリーが切れても慌てる心配がありません。
親指タイプのトラックボールのなかで、一番のおすすめがこのMX ERGO。ボディの角度が変えられる唯一のモデルです。
手が疲れにくいのはもちろん、バッテリーの持ちも良く経済的。互換性の高い34㎜玉を使用しているので、ボールだけ交換できる点もポイントです!
Logicool(ロジクール) / WIRELESS TRACKBALL M570T
信頼と実績のある人気モデル
信頼と実績のある人気モデル
数多くのトラックボールユーザーに選ばれている、信頼と実績のあるロジクール。
安定性の高いフォルムは腕への負担が少なく、大きくて使いやすいボタン設計で操作性も抜群です。
超小型レシーバーは、これ一つで複数のマウス・キーボードに対応。レシーバー自体を本体内部に収納することができるので、紛失の心配もありません。
付属の単三形乾電池で最大18ヶ月使用できる点も、うれしいポイントです。
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 5 |
センサー方式 | レーザー |
本体サイズ | W14.4×H6.1×D18.7cm |
その他 | 単三形乾電池 |
トラックボールを使ったことがない方に最適なエントリーモデル。ロジクールなので使用感は申し分なく、価格も安いのでコストパフォーマンス抜群です。
試しに使ってみたいなら、このM570Tがおすすめ!
ELECOM(エレコム) / トラックボール EX-G PRO M-XPT1MRBK
接続はワイヤレスでも有線でもOK
接続はワイヤレスでも有線でもOK
エレコムの数あるモデルの中で、最もハイスペックな親指操作タイプがこちら。
有線接続用ケーブルとワイヤレスレシーバーが付属しているので、使用環境に合わせて有線・無線・Bluetoothのなかから接続方法を選ぶことができます。
最高級品質の支持球を用いることで、エレコムの他のモデルに比べてメインボールの動きがさらに滑らかに。ゲーミンググレードの高性能な光学式センサーを用いたスムーズな操作性も魅力です。
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス・有線 |
ボタン数 | 8 |
センサー方式 | 光学センサー |
本体サイズ | 108.0×135.0×47.7mm |
その他 | CPI/500・1000・1500カウント バッテリー/単3電池1本 Bluetooth対応 |
ナカバヤシ / 小型BT静音5ボタントラックボール MUS-TBLF134
操作性抜群な世界最小クラス!
操作性抜群な世界最小クラス!
ショッピング
大型のトラックボールが多いなか、34㎜ボールを搭載した88㎜幅のトラックボールは世界最小クラス。
手の平の小さな女性やお子さんも扱いやすく、コンパクトサイズでありながら指の配置も自然で使いやすいフォルムです。
小型のトラックボールは持ち歩き頻度が高いため、公共の場所でもストレスなく使用できるよう、全てのボタンを静音化。周囲を気にすることなく作業に集中することができます。
トラックボールには珍しい豊富なカラーラインアップも、このモデルの特徴です。
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 5(4ボタン+ホイールボタン) |
センサー方式 | レーザー |
本体サイズ | 95×88×47mm |
その他 | DPI/450-1200(自動)・600(固定) バッテリー/単4電池2本 Bluetooth対応 |
トラックボールおすすめ2選【人差し指タイプ】
やや難易度の高い人差し指タイプは、使える指が多いため慣れれば操作性が格段にアップ。
疲れにくいので、長時間のパソコン作業が多い方におすすめです。
ELECOM(エレコム) / ワイヤレストラックボール M-DT2DR
手の平の形状を生かした立体形状
手の平の形状を生かした立体形状
6つの手の骨格・筋肉に着目し、手の平の形状をそのまま反映させたような立体フォルムを採用することで、長時間使用しても疲れにくい快適な操作性を実現。
傾けるだけで左右にスクロールできるチルトホイール、1500/750カウントの2段階に切り替えできる速度変更スイッチを搭載。
最高級品質の支持球(大型人工ルビー)を用いた、スムーズな操球感も魅力です!
ボール位置 | 人差し指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 8 |
センサー方式 | GFSK方式 |
本体サイズ | 94.7×124.4×47.9mm |
その他 | CPI/750・1500カウント バッテリー/単3電池1本 |
マイクロスイッチの最高峰といわれる、オムロン製の高耐久性スイッチを使用しています。
何十万回押しても問題ないほど耐久性が高く、クリックした際のカチカチッというハマりの良さもポイント。トラックボール愛好家に高く評価されているモデルです。
ELECOM(エレコム) / トラックボール DEFT PRO M-DPT1MRBK
接続方法が選べるハイスペックな一台
接続方法が選べるハイスペックな一台
有線接続用ケーブルと、ワイヤレスレシーバーがセットになった、有線・無線・Bluetoothの3つの接続方法から使用環境に合わせて選択できる人気モデル。
8ボタンと左右スクロール対応のチルトホイールを搭載し、お好みの機能を割り当てることが可能。
ゲーミンググレードの高性能光学式センサーを採用しているため、有線での使用で究極のポインタ追従性を実感することができます。
ボール位置 | 人差し指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス・有線 |
ボタン数 | 8 |
センサー方式 | 光学センサー |
本体サイズ | 91.4×133.4×57.3mm |
その他 | CPI/500・1000・1500カウント バッテリー/単3電池1本 Bluetooth対応 |
トラックボールおすすめ【左利きタイプ】
左利き専用のトラックボールはかなりレア。
親指操作タイプをお探しの方は、このトラックボールがおすすめです!
ELECOM(エレコム) / ワイヤレストラックボール左手タイプ M-XT4DRBK
左利き用の疲れにくい親指タイプ
左利き用の疲れにくい親指タイプ
究極のポインタ追従性を実現した、左利きの方専用の親指操作タイプ。
トラックボールの操作時に接触する手の骨格・筋肉に着目して設計した、くぼみやふくらみを考慮した立体設計を採用。
左手操作でも疲れにくく、操球感も抜群なので長時間の作業に向いています。ゲーミンググレードの高性能光学式センサーもうれしいポイント!
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 6(ホイールボタン含む) |
センサー方式 | 光学センサー |
本体サイズ | 94.7×124.4×47.9mm |
その他 | CPI/750・1500カウント バッテリー/単3電池1本 |
右手用のマウスやトラックボールを仕方なく使用している左利きの方が多いと思います。でもこのモデルはレアな左利き専用モデルなので、苦労している方は試してみる価値あり!
トラックボールおすすめ【センタータイプ】
ダイナミックにカーソルを動かしたい方は、上級者向けのセンタータイプがおすすめ。
マウスと使用感が異なるため慣れるまでに時間がかかりますが、もっとも自由度が高く、スピードのある操作性を感じることができます。
このタイプはサイズが大きめなので、設置場所に十分余裕があるか確認してから購入しましょう。
Kensington(ケンジントン) / ワイヤレストラックボール K72359JP
ダイナミックかつ正確な操作性が自慢
ダイナミックかつ正確な操作性が自慢
55mmの大きなボールをセンターに配置した、存在感抜群な手の平操作タイプ。高速オプティカルテクノロジーによる正確かつスピーディーなトラッキング&スクロールが自慢。
ワイヤレスタイプなのでご家庭でもリモコン代わりに使用でき、寝転がった姿勢やソファに座ったリラックスした状態でゆったりと操作することができます。
ボール位置 | 手の平 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 4 |
センサー方式 | 光センサー |
本体サイズ | 130×157×65mm |
その他 | DPI/不明 Bluetooth対応 |
老舗メーカー・Kensington社製のトラックボールは、世界中に愛用者がいる信頼できる商品です。
手の平タイプなので操作が難しいですが、慣れれば他のトラックボールにはないダイナミックな使い心地が病みつきになります!
トラックボールおすすめ2選【ガンタイプ】
トラックボールの新しい使い方を実現した、空中操作が可能なグリップタイプ。会議ではプレゼンテーションのツールとして、ワイヤレスタイプならリビングでリモコン代わりに。様々なシーンで大活躍!
SANWA SUPPLY(サンワサプライ) / ごろ寝マウス 400-MA083
有線なのにごろ寝OKな1.9mケーブル
有線なのにごろ寝OKな1.9mケーブル
右手でも左手でも空中でも、様々なシーンで愛用できる話題のガンタイプ。「ごろ寝マウス」の名の通り、横になったままでも操作OK。
USBポートに接続するだけですぐに使用でき、ケーブルの長さが1.9mもあるため、少し離れた場所からでもストレスなくカーソルを動かすことができます。4段階の切り替えが可能なスピード設定もGOOD!
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | 有線(ケーブル長1.9m) |
ボタン数 | 2ボタン、中ボタン、ダブルクリックボタン、カウント切替えボタン、ホイール(スクロール)ボタン |
センサー方式 | 光学センサー |
本体サイズ | 110×50×60mm |
その他 | 400・600・800・1200count |
デスクの上が書類の山積みで、トラックボールを置くスペースがない!そんな時は、このガンタイプのトラックボールが大活躍してくれます。
クリックがトリガー式なので操作が楽しく、見た目以上に使い勝手抜群。購入しやすい価格もうれしいポイントです。
創朋 / 使えてマウスワイヤレス 4DWL
使う場所も体勢も選ばない無線タイプ
使う場所も体勢も選ばない無線タイプ
ショッピング
会議室でのプレゼンテーションや、リビングでの動画鑑賞時に最適な、優秀ワイヤレスモデル。
片手でしっかりホールドできるので、空中で使用しても通常のマウスに引けを取らない快適な操作性を実感することができます。
単4電池1本で操作できる小型&軽量設計のため、持ち歩きやすさ◎。使用しないときは裏側の電源スイッチをOFFにしておけば、電池が消耗する心配もありません。
ボール位置 | 親指 |
---|---|
ケーブル | ワイヤレス |
ボタン数 | 7 |
センサー方式 | 光学式 |
本体サイズ | 53×108×60mm |
その他 | DPI/400・600・800・1000 バッテリー/単4電池1本 |
トラックボールおすすめ【キーボード一体タイプ】
マウスとキーボードが一体となったタイプなら、より狭いスペースで作業することができます。
キーボード入力とトラックボールの操作をよりスムーズに行うことができ、手の移動が最小限で済むため疲れも軽減!
SANWA SUPPLY(サンワサプライ) / トラックボール内蔵キーボード SKB-TR05BK
省スペースでも困らないコンパクト設計
省スペースでも困らないコンパクト設計
テンキーのないコンパクトなキーボードに光学式トラックボールを内蔵。トラックボールの位置が手前のため、キー入力を行いながらカーソル操作が可能。
手首の負担を軽減できるリストレスト形状は、長時間使用し続けても疲れを感じにくく、使用感抜群!
ボール位置 | 手前 |
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ケーブル | あり |
ボタン数 | 2(トラックボール部分) |
センサー方式 | 光学式センサー |
本体サイズ | 291×179×31mm |
その他 | DPI/1000 |
FPSプレイヤー必見!トラックボールでゲームを楽しむための3つのポイント
トラックボールは長時間操作し続けても手首に負担がかかりにくいため、ゲーム用途で使用する際に通常のマウスよりたくさんのメリットを感じることができます。
とくにFPS(ファースト・パーソン・シューティングゲーム)における長距離狙撃のように精密な操作が必要な局面では、ボールから指を離せばマウスポインターは動かないので,クリックによるぶれで的を外す操作ミスが格段に減少します。
照準を合わせるのに最初は苦労しますが、練習を重ねることで、素早くかつ柔軟なエイミング(照準を合わせること)が可能に。
また、複雑なコマンドをボタンにカスタムすることもできるので、アクションゲームの際にもゲームを有利に進めることができます。
- 長時間使用しても疲れにくい
- クリックによるぶれが起きにくい
- 照準合わせがスピーディー
- 複雑なコマンドをボタンにカスタムすることができる
ゲーミング用途でトラックボールを購入する際は、下記の3つのポイントをおさえておきましょう。
【ポイント1】ボディの大きさ
ボディが小さいトラックボールは手が安定しにくくコントロールが難しいため、扱いに慣れていない初心者さんは、手の平を本体にしっかりと乗せることができる大きさのトラックボールを選びましょう。
操作に慣れてきたら、カーソルをダイナミックに動かすことができる手の平タイプに移行するのもおすすめです。
【ポイント2】カーソルの速度
トラックボールを初めて使用する方は、狙ったところで正確にカーソルを止めることが難しいため、DPI(inch)の数値を下げて速度を遅く設定できるモデルを選びましょう。
トラックボール本体に切り替えスイッチがあるとより便利です。
【ポイント3】ボタンのカスタマイズ
「戻る」ボタンにリロード,「進む」ボタンにカバーアクションなど、各ボタンに操作を割り当てることができれば、より素早いアクションが可能になります。
ゲームパッドでプレイする人が多いゲームでは,正確に狙いを付けられるトラックボールは有利な戦闘が可能。
様々な動きをカスタムすることができるよう、ボタンが4つ以上あるモデルを選ぶのがおすすめです。
ボールが滑りにくくなった…そうならないために数日に1度メンテナンス!
トラックボールの操作性の要となるメインボール部分は、ほこりやゴミがたまりやすいので要注意!
特に支持球にゴミや手垢が付着すると摩擦が大きくなり、メインボールを転がすのに必要以上の力が必要になってしまいます。
メンテナンス不足は故障の原因になるため、下記の方法を頭にいれておきましょう。
ボール&支持球の掃除
ほぼ全てのトラックボールは、メインボールが簡単に外れるように設計されています。
長期間使っているとボール表面に手垢などの微細な汚れが付着するため、ウェットティッシュやアルコールスプレー+ティッシュで拭き取りましょう。
メインボールを外すと内部に支持球が見えるので、この部分も数日に1回ティッシュや布でサッと軽めに拭き掃除。このひと手間で、滑らかな回転が長く持続します。
ボールに潤滑油を塗る
トラックボールをアルコールで拭きすぎると、油分が完全に取れてしまう場合があります。そうすると回転が悪くなり、支持球が摩耗することも。
そんなときは、ホームセンターなどで売っている潤滑スプレーをティッシュに吹きつけ、ボールの表面に薄く塗り、その後別のティッシュで油を拭き取ればOK。
スプレーによっては素材が劣化するものもあるので、購入の際はスプレーのラベルにしっかり目を通しておきましょう。
ボールの交換
メンテナンスの際は、ボールの取り扱いに要注意。うっかり落として1箇所でもメインボールに傷が入ってしまうと、滑らかな回転は二度と取り戻すことができません。
もしボールに傷がついた場合は、ボールの交換が必要。ボールはメーカーが違ってもサイズが同じなら互換性がある場合が多いので、トラックボールそのものを買い替えるよりも安く済みます。
トラックボールのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのトラックボールを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | 角度を変えることができる優秀設計 | 信頼と実績のある人気モデル | 接続はワイヤレスでも有線でもOK | 操作性抜群な世界最小クラス! | 手の平の形状を生かした立体形状 | 接続方法が選べるハイスペックな一台 | 左利き用の疲れにくい親指タイプ | ダイナミックかつ正確な操作性が自慢 | 有線なのにごろ寝OKな1.9mケーブル | 使う場所も体勢も選ばない無線タイプ | 省スペースでも困らないコンパクト設計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
商品画像 | |||||||||||
商品名 | |||||||||||
商品リンク | 楽天市場 5,952円(税込) Yahoo! ショッピング 5,610円(税込) | Yahoo! ショッピング 4,480円(税込) |
まとめ
今まで普通のマウスしか使ったことがなかった方も、トラックボールの魅力を知って試してみたくなったのでは?
トラックボールは慣れるまでに時間がかかりますが、一度その快適な操作性を味わうと「もうマウスには戻れない…」なんて人も!
職場では通常のマウスを使用し、家庭ではワイヤレスタイプのトラックボールを使用。といった使い分けもおすすめ。
肩こりや腕の疲れも減らせることが多いので、パソコンライフがもっと楽しく快適になりますよ!
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