高反発マットレスおすすめ21選｜寝心地抜群！安眠したい方必見【人気メーカーも紹介】

高反発マットレスは、反発性が高く、体が深く沈み込みにくいウレタンやファイバー素材を使っています。

就寝中の体をしっかり支えてくれるので、自然な体勢で眠れること、寝返りが打ちやすいことが特徴です。朝起きたときに腰に痛みを感じる人や体がだるいと感じる人におすすめします。

腰痛は、マットレスだけが原因とはいえません。

しかし、身体に合った高反発マットレスを使用することで、睡眠中の腰への負担が軽減します。高反発マットレスは、通常のマットレスと比べて全身の体重を分散して支えるため、腰だけが沈み込むということが少ないからです。

長時間、理想の寝姿勢をキープできるので、腰痛持ちの人には高反発マットレスがおすすめといえます。ただし、硬すぎるものは逆に腰痛が悪化してしまうので、自分の体重や体型に合うものを吟味して選ぶことが大切です。

では、実際に自分にあった高反発マットレスはどのように選べばいいのでしょうか？選ぶときに気をつけたいポイントをスリープトレーナーのヒラノさんに教えていただきました。

まず一番に検討したいのが、高反発マットレスの「厚さ」です。何センチのくらいの厚さがベストなのか、今使っている寝具との相性と合わせて選びましょう。

高反発マットレスの厚みが11cm以上あるものは、そのまま床に直置きしたり、ベッドにそのままのせたりして使用できます。中でも厚みが15cm以上で、高反発なウレタン素材を使っているものは高価にはなりますが、体が深く沈まずに寝心地の良さを実感できます。

高反発マットレスの厚みが8～10cm以下のマットレスは、直置きしても底付き感を感じにくいです。敷布団の代わりに単体として使うこともできます。また、ベッドフレームと合わせて使えるタイプもあります。

中には収納に便利な二つ折り、三つ折りなど折りたためるタイプもあります。こちらは、来客用の布団や子ども向け2段ベッドのマットレスとしておすすめです。

8cm未満の高反発マットレスは「マットレストッパー」といわれる、薄い敷物タイプです。マットレスの上に敷いたり、敷布団の上に重ねて使ったりすることで寝心地がグレードアップします。

使っている寝具に重ねて使えるので、今の寝具のまま寝心地を改善したいという人におすすめです。単体で使うと底づき感があり、腰に負担がかかったり血流が悪くなったりしてしまうこともあるので、敷布団と併用してください。

高反発マットレスには、主にウレタンやファイバーなど素材が使われています。層によって素材を使い分けて硬さを変えることで、それぞれ独自の寝心地を作り出しています。

ウレタンは、横になったときに腰など体の一部分に負荷がかからない「体圧分散性」に優れています。体も沈み込まないので、寝返りが打ちやすいのが特徴。もっちりしているタイプから、点で支えるタイプまでさまざまな種類があります。

ファイバータイプと比べると蒸れやすいため除湿シートを合わせたり、使わないときは立てかけておいたりするのがおすすめ。夏場は、冷感パッドを使うとより快適に過ごせます。

ファイバータイプは高反発ウレタンと同じように体圧分散性に優れていて、寝返りが打ちやすいです。繊維を使用しているため、通気性が良いのが特徴。自宅で水洗いができるタイプもあるので、手入れのしやすさや衛生面で優れているといえるでしょう。

通気性のよい性質のため、冬場は寒さを感じることもあります。厚手のベッドパッドを敷くと良いでしょう。また、安価なものは硬すぎて腰を痛めてしまうことも。試し寝をするなど体にあっているか確認をするといいですよ。

自分好みの硬さを探すには店舗で試し寝をするのが一番です。しかし、通販では試し寝が難しいので、その際はニュートン(N)を参考にしてください(メーカーによっては、ニュートン表記をしていない場合もあります)。

ニュートン(N)とは、マットレスの硬さを数値で示したものです。数値が大きくなるほど硬くなります。今回は、目安体重をもとにニュートンを記載しました。初めての方やこれから買い換える場合は、ニュートンを参考に相性を検討してみてください。

高反発マットレスの中でもやわらかめ～普通の寝心地です。反発力も弱めです。やわらかめといっても、普通のマットレスと比べるとしっかりした寝心地や反発力はあります。

小柄な方、体重の軽い方は、スタンダードな140～170Nと合わせてこちらも検討してみてください。

高反発マットレスの中でもやわらかすぎず、硬すぎずというスタンダードな寝心地です。高反発マットレスを選ぶときは、140～170Nの硬さを基準にして、やわらかい方が好みか、硬い方が好みか判断すると失敗が少なくなります。

高反発マットレスの中でも硬めの寝心地です。しっかりした反発力があります。140～170Nではやわらかいと感じてしまう、体が沈んでしまう人はこちらがおすすめです。

200Nは、高反発マットレスの中でもかなり硬めで反発力が強いです。体重の軽い人が使用すると、腰痛や肩こりの原因になってしまいます。200Nは、体重のある方や筋肉量の多いアスリート向けのマットレスです。

シングルやダブル、セミダブルなどのサイズで使用感が変わります。またベッドフレームに合わせて使う人は、きちんと収まるかサイズもチェックしましょう。

マットレスは一度購入すると、なかなか買い替えないものです。できるだけ長く使えるように、耐久性や衛生面など機能面もしっかりチェックしましょう。

二つ折りや三つ折りで畳めるもの、丸めて付属のゴムバンドやマジックテープで止めておけるものなどは、収納性しやすいメリットがあります。

毎日布団を片付けたい人、来客用に収納しておきたい人に最適です。腰痛が気になる人は折り目に腰椎が当たると腰が痛みやすいので、丸めて収納できるタイプがおすすめです。

メーカーによっては、30日間のお試しがついているものや期間内にへたってしまった場合は「交換・返金できる保証つき」のものもあります。高額な高反発マットレスで購入をためらっている人は、お試し期間つきがおすすめです。

また、高反発マットレスの「寿命」といわれる「耐久性」も要チェック。使用素材の密度は30D、40Dなどで表記されています。30D以上で5～8年、40Dでおよそ8年〜10年の寿命といわれています。密度が高くなるほど値段も高くなる傾向にあります。

高反発マットレスがへたれやすい原因は、「寝汗」や「湿気」です。そのまま放置しておくと、ダニやカビの温床になってしまいます。アレルギーのある人はとく注意が必要です。

そのため、自宅で洗えることやメンテナンスしやすいか(できるか)どうか、カバーの取り外しが簡単かなど、衛生的に使えるかどうかもチェックしておくといいでしょう。

高反発マットレスといってもたくさんありすぎて迷っている方は、人気メーカーから選ぶのもいいでしょう。各メーカーで寝心地のよさやコストパフォーマンスのよさを追求しています。品質と価格から納得できるものを選ぶことができますよ。

アイリスオーヤマの高反発マットレスは、シングルタイプで6000円台から購入できるコスパの良さが魅力です。厚さも4cm～最大18cmまであるので、用途にあった高反発マットレスを選べます。

モットンは人の体温と体圧を研究し、徹底したモニターテストで効果を検証。身長と体重からおすすめの高反発マットレスを選ぶことができます。とくに腰痛持ちの方に人気。ホテルの寝具や整骨院の施術用マットレスとしても使われています。

老舗寝具メーカーとしてご存知の方も多い「西川」は、2020年「東京西川」「京都西川」「西川リビング」が統合して「西川」というひとつのブランドになりました。世界的にもシェアを広げており、大谷選手を起用したエアーシリーズの高反発マットレスが注目を集めています。

「睡眠の質は寝具によって変わる」ということを科学的に証明したエアウィーヴ。島忠ホームセンターや大型イトーヨーカドーに併設させれている「エアウィーヴショップ」で寝心地を体験できます。公式サイトで購入すると30日間お試し、3年保証がついてきます。

今回は、厚さ別で分類した編集部おすすめの高反発マットレスを紹介します。自分の今、使っている寝具に合わせて探してみてください。

本記事で紹介したおすすめの高反発マットレスを一覧表で比較！ぴったりな商品を見つけてみてください！

へたれてきたり、朝起きたときに体に痛みを感じたりするようになったら、マットレスの交換を検討してください。

厚さや硬さや復元率、密度で、使用感や耐久性が全然変わります。

また、ベッドに使うマットレスタイプか、敷布団としてそのまま使えるマットレス、敷布団と併用するマットレストッパーの3タイプから選びましょう。三つ折りや丸められるかなど、収納方法もチェックポイント。トータルで見て、自分にあうと思うマットレスを探してください。