ホットクレンジングおすすめ21選｜ジェル・オイル・バームなど種類別に厳選【毛穴ケアにも】

ホットクレンジングは、肌にのせると温かみを感じるクレンジングのこと。

肌を温めることで毛穴が開きやすくなり、メイクや毛穴の汚れが落ちやすくなるという特徴があります。

「温める成分が肌に刺激になるのでは？」と心配に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ホットクレンジングの主な成分はグリセリン。一般的な化粧品に保湿成分として含まれていることが多い成分です。

グリセリンは水と混ざると発熱するため、ホットクレンジングを使用するときに温感効果を得ることができます。

温感と保湿の2つの役割を果たしてくれるグリセリンの働きによって、毛穴の汚れをしっかり落としながらもしっとりした洗い上がりに。

温感によって毛穴が開きやすくなることで、メイクが落ちやすくなるだけでなく毛穴の奥の汚れや黒ずみも取り除きやすくなります。

ニキビの原因にもなる毛穴詰まりを避けるためには、ホットクレンジングがおすすめ！

ホットクレンジングは、他のクレンジングと同様にいくつか選び方があります。自分の肌や使うシーンなどから最適なものを選んでみましょう。

肌に直接付けるホットクレンジング。毎日心地よく使うために重視したいのがテクスチャーです。肌タイプや使い勝手をチェックして選びましょう。

今回ご紹介するタイプ以外にも、クリームタイプやミルクタイプ、ウォータータイプ、フォームタイプ、シートタイプなど、クレンジングのテクスチャーはさまざま。

しかし、ホットクレンジングにはこのようなタイプがほとんどないため、探すのに時間がかかりそうです。

ただ、今回紹介するテクスチャーだけでも幅広いラインナップがあるので、その中で見つけるのがおすすめ。以下のなかから、あなた好みのタイプを見つけてみてくださいね！

ジェルタイプは、ぷるんとしたジェルの弾力で肌にのばすときに摩擦が起こりにくいのが特徴です。

ジェルタイプには水性と油性があり、油性タイプの方がメイクなじみがよくて洗浄力は高め。水性タイプにはオイルの有無によって、オイルフリーとオイルインの2種類に分かれています。

とろっとしたテクスチャーが肌になじませやすく、洗浄力の高い油分の力でメイクがするっと落とせるのがオイルタイプ。

とにかく高い洗浄力を求める方にぴったりですが、その高い洗浄力で必要な油分も落としてしまい、肌に乾燥を引き起こしてしまうこともあります。

バームタイプは、初めは固形ですが体温で柔らかくなりオイル状に変化。するすると伸びるので、肌になじませやすいのがポイントです。

肌に必要な油分を残して洗えるから、洗い上がりはしっとり。オイルタイプでは乾燥しすぎる、でも高い洗浄力が欲しいという方にぴったりです。

水分をベースに作られたサラッとしたテクスチャーのリキッドタイプ。ウォータータイプと同じく、オイルは配合されていないか少量の商品が多いので、まつげエクステに使える商品が多いのが魅力です。

さっぱりとした使用感で洗浄力が高く、オイルが入っていないタイプはニキビ肌にもおすすめです。

フォームタイプは、通常の洗顔料のように泡立てて使います。泡の弾力が肌への摩擦を減らしてくれて、肌に負担がかかりにくいのが特徴です。

泡は手からこぼれ落ちにくくて肌の上にとどまりやすいので、顔のすみずみまでしっかりと広げて洗うことができます。

ニキビや毛穴の黒ずみなど、肌への悩みは人それぞれ。使うときの肌の状態にあわせて、悩みにあった成分や機能があるホットクレンジングを選びましょう。

ざらつきなどが気になる方は、肌表面の古い角質を洗い流しすピーリング効果のあるホットクレンジングがおすすめ。やさしくピーリングすることで不要になった古い角質を除去してくれます。

前述のとおり、ホットクレンジングには保湿成分であるグリセリンが含まれていますが、より乾燥が気になる方は上記のような保湿成分がプラスされたものもおすすめ。

また、肌に必要なうるおいを残してしっとりと洗い上げるバームタイプやクリームタイプを選ぶのもよいでしょう。

季節の変わり目や体調など、さまざまな要因によって引き起こされてしまう敏感肌。肌に刺激を与えないよう、成分に注意しましょう。敏感肌の方におすすめなのは、界面活性剤は非イオン系の成分。

どのホットクレンジングを購入しようか迷ったら、上記の成分が配合されているものを選びましょう。

反対に、残留しやすいポリクオタニウム-10、ゲル化剤、ラウリル硫酸塩などの成分には要注意。陰イオン界面活性剤も、敏感肌を悪化させる恐れがあるのでできるだけ避けたほうがよいのだそうです。

また、スクラブ入りのものも、肌への直接的な刺激になるので注意しましょう。

ホットクレンジングは温めることによりメイクを落としやすくするもの。水と混ざると発熱するグリセリンの配合を多くしている分、高い洗浄力のある油性成分や界面活性剤などは少ないものが多いという特徴があります。

つまり、一般的なクレンジングと比べると、洗浄力そのものはそこまで高くありません。

洗浄力の高いものがよいという方は、そのなかでも比較的洗浄力の高めなテクスチャーであるジェルタイプやオイルタイプ、バームタイプを選ぶのが◎。

ちなみに、しっかりメイクのときには、念入りにマッサージをして肌にクレンジングをなじませるのがポイントです。

ほかのクレンジングと同様、ホットクレンジングも使いやすいものだと嬉しいですよね！W洗顔不要や濡れた手でもOKのもの、まつげエクステにも使えるものなどを意識して選ぶとより快適に使えます。

まつげエクステに使われているグルーは油分に弱いものが多く、使用できるホットクレンジングが限られています。

まつげエクステに対応していない油分が配合されている商品もあるので、購入時は「まつげエクステにも使える」と記載されているか確認しましょう。

ホットクレンジングは乾いた手で使うものが多いですが、なかには濡れた手でも使用可能な商品があります。

お風呂で使いたいというときには濡れた手OKなクレンジングが大活躍。日によって使い分けることもできるので便利ですね！

基本的にクレンジングはメイクなどの油分の汚れを落とすもので、汗やホコリなどの水性の汚れを落とすことができません。

そのため通常のクレンジングを使用する場合は、クレンジングのあとに洗顔料で洗う「W洗顔」をする必要があります。

W洗顔は面倒なだけでなく、肌をこする回数が増えて摩擦で肌に負担をかけてしまいがち。

肌への負担が気になる方は、W洗顔不要のホットクレンジングがおすすめです。1回で洗顔を終わらせることができるので時短にもつながりますよ。

ここからは、おすすめのホットクレンジングをモノレコ編集部がピックアップ！SNSで話題のハレナやスキンビル、マナラなどといった商品もセレクトしました。

ジェル・オイル・バーム・リキッド・フォームのテクスチャー別に紹介していくので、ぜひチェックしてみてくださいね！

ホットクレンジングのなかでも種類が豊富なジェルタイプ。ジェルの弾力で肌に摩擦が起こりにくいので、肌への負担を減らしたい方におすすめ。オイルが入っていない商品は、まつげエクステに使えるものも多いです。

【検証した感想】
すごくとろっとした質感。肌に触れた瞬間温かくなります。メイクなじみはそこそこといったところ。ファンデーションや口紅は割とすぐになじみました。

少量の水で混ぜると落ちやすいとのことなので少し水を混ぜてみましたが、ファンデーションはすっきりと落ち、口紅は1/3くらい落ちました。アイライナーは全然落ちず…。

【検証した感想】
濃い蜂蜜を固めたようなテクスチャー。10回くらいですぐ肌が温かくなりました。なじませてみたところ、口紅以外は落ちない模様。ファンデーションもしっかりと残っていました。

水で流しさらにクルクルなじませてみると、ファンデーションと口紅はきれいに落ちました。1度拭き取っただけだとアイライナーが少し残っています。目のキワなどは念入りにクレンジングをする必要がありそうです。

【検証した感想】
蜂蜜のように糸をひくとろりとしたテクスチャー。のせた瞬間に温かくなりました。メイクなじみはよく、ファンデーションと口紅はなじませはじめてすぐ浮いてきました。ただ、アイライナーはびくともしない様子。

水で流してみたところ、ファンデーションが皮膚の奥に入り込んでいます。さらに水で流しながらこすると、ファンデーションと口紅はきれいに落ちました。アイライナーはやはり薄く残ってしまいました。

【検証した感想】
粘り気がありとろりとしたテクスチャー。メイクなじみはそこそこといったところです。なじませてみると、ファンデーションはすぐになじみ、口紅も半分くらいはなじんでいるようでした。アイライナーはびくともせず。

水に触れるとすぐにメイクが落ちました。アイライナーもまあまあ落ちています。洗浄力は高いジェルでした。

【検証した感想】
とろりとしていながらやわらかなテクスチャー。すぐに温かくなりました。メイクなじみは正直あまりよくない印象です。

水で流してみましたが、すんなりとは落ちません。ファンデーション、口紅はちゃんとは落ちず、アイライナーは結構しっかり残っています。その後拭き取ってみると、全体的にかなり薄くはなったもののきれいに落ちたとは言えない結果に。

【検証した結果】
やわらかなテクスチャー。クルクルとなじませてみると、口紅とファンデはきれいになじみました。ただ、アイライナーびくともしません。

水で流してみたところ、ファンデーションや口紅はすっきり。アイライナーは皮膚の隙間に残っている感じがあったものの、水で洗い流せばきれいに落ちました。

しっかりメイクもするんとオフできる、高い洗浄力が魅力のオイルタイプ。短時間でクレンジングできるので、忙しい方にもおすすめです。

【検証した感想】
とろりとしたテクスチャーで、オレンジの香りが心地よいです。メイクなじみはまあまあ。ファンデと口紅がなじんでいる感じはありました。

拭き取ってみると、ファンデーションと口紅はすぐに落ちました。水で丁寧に洗い流していけば落ちるようです。ただ、完全に落ちるまでは少し時間がかかりました。

肌に必要な油分をきちんと残して洗えるバームタイプは、肌の乾燥が気になる方におすすめ。洗浄力が高くてしっとりとした洗い上がりが特徴です。

【検証した感想】
水飴のような粘着力の高いテクスチャー。肌にのせるとすぐに温かくなりました。水に触れた瞬間に白くなって乳化しました。ただ、メイク自体はあまり馴染んでいない様子。

結果、ファンデーションはすっきりと落ちました。ただ、口紅は若干残り、アイライナーはしっかりと残ってしまいました。

サラサラとした使用感が魅力のリキッドタイプ。さっぱりとした洗い上がりなので、クレンジング後のベタつきが苦手な方にもおすすめです。

泡の弾力が肌への摩擦を減らしてくれるのが嬉しいフォームタイプ。肌への刺激をなるべく減らしたい敏感肌の方におすすめです。

【検証した感想】
硬くてしっかりとしたテクスチャー。肌にのせるとじんわり温かいです。メイクとなじませていくとだんだんジェルのようなテクスチャーに変化。

メイクなじみはよく、10回ほど指でくるくるしたらアイライナーはしっかりと残ってしまったものの、ファンデーションと口紅はすぐになじんだのが好印象でした。

濡れたコットンで1度拭き取ると、口紅は落ちファンデーションとアイライナーはしっかり残っていました。その後、さらに10回ほど拭き取り、最終的にはファンデーションもきれいに落ちました。

アイライナーは残ってしまったものの、最初と比べるとかなり薄くなりました。

本記事で紹介したおすすめのホットクレンジングを一覧表で比較！ぴったりな商品を見つけてみてください！

ホットクレンジングの選び方と、テクスチャー別のおすすめ商品を紹介しました。温感効果でメイクや汚れを落としやすくするだけでなく、じんわりと心地よい温かさで気分もリラックスできるのアイテム。

気になったホットクレンジングがあれば、ぜひチェックしてみてくださいね！