アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器HDK-35は口コミ通り？検証調査！

アイリスオーヤマは1971年に設立されてから、現在まで多くの電化製品・インテリア用品・家具・ペット用品などを取り扱っているブランドです。手頃な価格で「お・ねだん以上。」の商品がたくさんあるため、幅広い年齢層から人気です。

ハイブリッド式加湿器HDK-35は、デジタルパネル式で静音性にも優れており、離れたところからも操作が可能なリモコン付きなのが便利。

また、ハイブリッド式加湿器はヒーターで水を加熱するため雑菌が繁殖しにくい特徴がありますが、抗菌銀カートリッジ「Ag＋抗菌」も搭載しているため、タンクの水は常に清潔です。

アロマオイルも使用でき、加湿と一緒にアロマ浴を楽しめるのも嬉しいポイントです。

「デザインがシンプルでいい」「表示が見やすい」といった好意的な口コミが多く見受けられるなか、「タンクを取り出す際に水が垂れる」という口コミがありました。

そこでモノレコ編集部では、実際にアイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器HDK-35を使って検証してみることにしました。

それでは、アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器HDK-35の「給水のしやすさ」「加湿量」「音」「手入れのしやすさ」「操作性」について検証した結果をご紹介します。

上部の吹き出し口を取り外せば、タンクをひっくり返しても凸凹がない設計になっています。そのため、平らな場所に置いての給水が可能なので、大容量でも給水はしやすくなっています。

また、タンクには取っ手が付いており、空のタンクを持ち運ぶのは便利ですが、タンクを取り出す時に水がしたたり落ち、周りを濡らしてしまいます。

口コミにあった「タンクを取り出す際に水が垂れる」は本当でした。

ちなみに、給水後にタンクを持ち運ぶときにも、タンクの底から水がしたたり落ちるので、周りが濡れないようにタオルが必要です。

加湿量は「うるおい」「ふつう」「ひかえめ」の3段階になっており、その時々にあわせて調整が可能。

1番強い加湿モードは「うるおい」。ミストの勢いは強力ですが、周りが水でべたべたと濡れてしまったり、稼働音がうるさいということはありませんでした。

また、加湿口の調整も手動ででき、ミストが出る向きを変えられるのが嬉しいポイントです。

加湿モードを最大にしても静かで、水音もせず、静音性に優れているため、静かな環境でも加湿音がまったく気になりません。

本体の形が四角いため、拭きにくい溝などがなく、ぬめりを取るのも簡単です。

しかし、本体の底部分に水が溜まる設計になっており、給水時やお手入れの度に水が垂れてしまうため、タンクを取り外す前にタオルなどを敷いておくとよいでしょう。

こちらの加湿器は超音波式とヒーター式のハイブリッドであるため、2つの加湿器のメリットとデメリットを併せ持ちます。特に超音波式はタンク内の水に雑菌やカビが繁殖しやすい特徴があるため、こまめにお手入れしましょう。

加湿器の正面がタッチパネル式になっており、電源はボタン1つでオン・オフが可能です。電源が入ると、湿度と温度がデジタル表示されるのが便利。「おやすみモード」にするとデジタル表示が消えるので、就寝時にタッチパネルの画面が明るくて寝れない…ということはなさそうです。

タイマー機能では1時間おき最大12時間まで設定可能ですが、操作時にタッチパネルを長押しすることができない点、時間を戻すことができない点からボタンを連打しないといけないので、設定が面倒ではありました。

また、節電モードにすると、比較的電気代がかかるヒーター式機能を使わずに、超音波式のみを使用して加湿します。家計にやさしい機能が付いている点と、離れたところから操作できるリモコンが付属しているのは高ポイントです。

今回「給水のしやすさ・加湿量・音・手入れのしやすさ・操作性」の5つの検証をおこないました。「タンクを取り出す際に水が垂れる」という口コミは、検証結果からそのとおりであることがわかりました。

とはいえ、加湿力や給水のしやすさに優れて、大容量なのにコンパクトでデザイン性の高い点は魅力ですし、リモコン操作ができる点も高ポイントでした。

静音性にも優れているので、寝室や仕事場での使用におすすめです。

アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器HDK-35を実際に使って検証し、その特徴や検証結果を紹介しました。

こちらのモデルの購入を検討される際の参考にしていただけたら幸いです。