こぐま社 / しろくまちゃんのほっとけーき(わかやま けん)の

口コミ・評判まとめ

繰り返し読みたがるからです。調理をする場面で動きをマネしたり、セリフを口に出して言ったりして、とても楽しんでいます。

表紙は厚い紙でできていて、本文にもしっかりとした紙が使われているからです。しかし、何度も開いているうちに、表紙の角が少しつぶれてしまいました。

大きな展開があるわけではありませんが、ホットケーキを作っていく様子をリズムのある文章で表現していて、子供にとってとても面白い内容になっているからです。

子供達が大好きで、何度も読んでいる絵本だからです。1000円以下で長年楽しめるので、とてもお得だと思います。

絵本自体が明るいオレンジ色なので子供の目につきやすいのか、いつも本棚から率先して取り出します。読んであげているとイラストをペシペシ叩くのでこぐまちゃんの事が気になるみたいです。

紙はペラペラだし、台紙自体も薄めなので食べたり破いたりが好きな子だとすぐボロボロになります。我が家は破られるたびにテープでつぎはぎしています。

ホットケーキを作って食べる、という分かりやすいストーリーだけれどストーリー性があるかと言われればそこまでありません。

ページ数はそんなに多くなく、しかも丈夫ではないので破かれる前提で考えるとコスパはそこまで良くはないと思います。

1歳過ぎの子どもにも、絵の色がはっきりしているのでわかりやすく、幼い頃は特に食べるところに反応を良く示すのですが、大きくなるにつれ、途中で卵を落としてしまうところに反応し始めたり、ホットケーキの焼ける音を真似するなど、反応に変化がみられるのが読んでいる方も楽しいです。

表紙、裏表紙が固めなので長く保存することは出来ますが、ページは通常の紙なので、絵本の丈夫さとしては普通だと思います。

ホットケーキを作るという絵本の内容が単純明快で、イラストもシンプルなのでわかりやすい点、また、ホットケーキを1人ではなく、友だちと食べるという点で、良いストーリーだと思います。

食べることに興味を持ち始める1歳過ぎから、クッキングを始める頃まで長く使える、という点でコストパフォーマンスは大変良いと感じます。

子どもが自分で読みたい本をもってくるようになったときに、ヘビロテだった絵本のベスト5に入ります。ホットケーキをつくるのがうれしく、よく混ぜたり、卵をわったりしようとしたのは、これをよんでたからかな？と思います

破らないようには細心の注意をはらいましたが、くしゃっとなったりよれたりはしています。子どもが自分でめくりたいときもあるから、ある程度仕方ないかな？

ストーリーは単純明快で、ひねりはありません。お母さんとホットケーキつくってお友達と食べてお片付けする、というだけです。小さい子にはそれだけで幸せなのだろうと思います。ただ、ホットケーキが焼けていく過程はある意味ドラマチックかな？(笑)

下の子が小学生になり、今はあんまり読みませんが、あれだけ何回も、読み聞かせ、子ども自身が自分でよんでニヤニヤしてよい時間をすごしたので、十分な価値だったと思います。