日々、車にまつわるニュースが絶えませんが、万が一に備えて自分の車にドライブレコーダーを付けようと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
昨今、交通トラブルが問題になっているためか、休日のカー用品店を覗いてみると、ドライブレコーダーのコーナーにはこれまで以上に多くお客さんが訪れています。
とはいえ、どんなドライブレコーダーがいいのか、カーナビとの併用は可能なのか、自分で取り付けできるものなのか、どんな機能があるのか、商品はもちろん、取り付け費用なども含め気になりますよね。
そこで今回は、カーナビの伝道師でありカーコメンテーターの高山正寛さんが、ドライブレコーダーの選び方やおすすめをランキングで紹介します。
ぜひドライブレコーダー選びの参考にしてください。
目次
カーコメンテーター/AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員/19-20日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。 1959年生まれ。自動車専門誌で20年以上にわたり新車記事&カーAVを担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム&キャラクター関連のビジネスにも関わる。カーナビゲーションを含めたITSや先進技術、そして昨今ではセキュリティ関連の事象を網羅。ITS EVANGELIST(カーナビ伝道師)として、純正/市販/スマートフォンアプリなどを日々テストし布教(普及)活動を続ける。また、カーナビのほかスマートフォン/PC/家電まで“デジタルガジェット”に精通。リクルート出身ということもあり、自動車をマーケティングや組織、人材面などから捉えるなど独自の取材スタンスを取り、発信を続けている。
カーコメンテーター/AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員/19-20日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。 1959年生まれ。自動車専門誌で20年以上にわたり新車記事&カーAVを担当しフリーランスへ。途中5年間エンターテインメント業界でゲーム&キャラクター関連のビジネスにも関わる。カーナビゲーションを含めたITSや先進技術、そして昨今ではセキュリティ関連の事象を網羅。ITS EVANGELIST(カーナビ伝道師)として、純正/市販/スマートフォンアプリなどを日々テストし布教(普及)活動を続ける。また、カーナビのほかスマートフォン/PC/家電まで“デジタルガジェット”に精通。リクルート出身ということもあり、自動車をマーケティングや組織、人材面などから捉えるなど独自の取材スタンスを取り、発信を続けている。
ドライブレコーダーの選び方
もともと業務用から発展した現在のドライブレコーダーですが、基本的な考えは「万が一の事故やトラブルが起きた際の記録用」。最近ではこれにドライブ時の想い出を記録するための要素も加わり、販売を後押ししています。
それでは、ドライブレコーダーを購入する際、どんな点をチェックすればいいかを以下で解説していきましょう。
あおり運転などを記録したいなら車体前後の記録ができるかどうかをチェック
昨今の「あおり運転」など社会的な問題からもドライブレコーダーの需要が増していることは、多くの人が感じているのではないでしょうか。
このようなトラブルを記録することを目的としているのであれば、車体前後の記録ができる「2カメラタイプ」がおすすめ。
カメラが1台増えるため価格は高くなりますが、あおり運転などの記録をしておきたいなら、これが現状ベストといえるでしょう。
広範囲を記録したいなら360°周囲を録画できるかどうかをチェック
広範囲を記録したいのであれば、360°周囲を録画できるタイプもおすすめ。前後しか記録できなくて物足りないと感じてしまう方には広範囲を記録できるものが良いでしょう。
ただし、画像の確認に専用のソフトが必要だったり(付属の場合が多いです)、後方の録画品質が低め、ナンバーが読み取りづらい、といったことも。
360°でなくても良い場合は、最低でも140°(対角)は欲しいところ。
※あまり広角にすると映像の四隅が歪んでしまうケースがあるので、この部分は実際の映像などをショップまたはwebなどで確認しましょう。
盗難や車両へのいたずらなどが心配なら駐車監視機能が搭載されているかをチェック
盗難やいたずらなどといったトラブルも良く見受けられます。自分の身にいつ降り注ぐかわからないこういうトラブルが起きたときのために、駐車監視機能が搭載されている製品を選ぶと良いでしょう。
事故などのトラブルがどこで起きたかを証明したいのならGPS機能をチェック
万が一のトラブルのとき、それがどこで発生したかを証明するためにも自車位置がわかるGPSは必須。GPS機能が搭載されていない低価格モデルもありますが、あまりおすすめできません。
気づいたら容量不足!というときのために記録するメモリーカードの容量もチェック
トラブルが起きたとき、メモリーカードの容量不足で記録ができなかった!となるのは困ります。十分に容量を確保しておくことが大切。
なかには、カードエラーを低減させる自動フォーマット機能を搭載している高級モデルもあります。
しっかりと映像を記録したいならばカメラの性能を把握しておこう
なんといっても大切なのが、映像を記録するためのカメラ。フロントカメラの性能としては、以下のスペックをチェックしておくと良いでしょう。
- 解像度は200万画素以上、フルHD(1920×1080ドット)以上
より鮮明な映像を残しておきたいのであれば、解像度は200万画素以上あると◎。画質もフルHD(1920×1080ドット)以上あると、繊細な映像を記録できることでしょう。 - 暗所でのセンサー性能
暗い道でも人や車を鮮明に捉えるセンサーを搭載しているか製品があります。暗所を走行する場合は、このセンサーが装備されているかを確認しましょう。 - HDR/WDR機能
同じく夜間走行中の映像を鮮明に記録したいのであれば、HDR(ハイダイナミックレンジ)やWDR(ワイドダイナミックレンジ)が搭載された製品が◎。
これらは、トンネルなどから出た際の白飛びや暗闇の黒潰れなどを軽減して映像を見やすくしてくれます。
ドライブレコーダーの種類もチェック【一体型/分離型/ミラー型】
ドライブレコーダーは、その形状から一体型、分離型、ミラー型の3つの種類にわけることができますので、それぞれの特徴を説明します。
ドライブレコーダー【一体型】
最も多く出回っているタイプで、カメラとディスプレイがひとつのボディに組み込まれています。
- 主流の商品なので選択肢が多い。
- 取り付けが簡単。
- 各種設定などの操作も画面にタッチまたはリモコンで簡単に行える。
- 録画した映像をすぐディスプレイで確認することができる。
- 先進安全装備のカメラやレーダーなどのセンサー類と干渉してしまう場合がある。
- 選択肢が多い分、粗悪な商品の流通が増えているので、購入時には注意が必要。
ドライブレコーダー【分離型】
カメラとディスプレイを文字通り分離したドライブレコーダーです。
中にはカメラのみのものもあり、ディスプレイは対応するカーナビゲーションの画面上で確認、操作するタイプもあります。
- ナビ連動型*の場合、大画面で画像の確認や操作ができる。
- 本体を小型化できるので、ウインドウ面積の小さいスポーツカーなどの取り付けに適している。
- ナビ連動型の場合、対応モデルが同じメーカーのナビに限定される。
- 選択肢が少ない。
*:カーナビと連動して動くドライブレコーダーのこと。カーナビの画面上でドライブレコーダーの操作を行うことができます。
ドライブレコーダー【ミラー型】
ルームミラーにドライブレコーダー機能を組み込んだ、いわゆる「オールインワン」型の商品です。
ディスプレイはルームミラーの一部分に内蔵された液晶が切り替わり、タッチパネルなどで操作が可能。
カメラに関しては、これまではミラーに内蔵している商品がメインでしたが、最近ではカメラ自体を別体化することでカメラの取り付け自由度を上げているものもあります。
- ドライブレコーダーを取り付けているとはわからないほどスッキリとした仕上げになる。
- 同価格帯の一体型に比べるとスペック的にやや劣る商品がある。
- 車両に夜間時の後方からのヘッドライトに対応する「自動防眩(ぼうげん)ミラー」が装着されている場合、それが使えなくなる。
- 選択肢が少ない。
ドライブレコーダーおすすめ16選|車のプロがランキングで紹介&編集部選
それでは、車のことからデジタルガジェットまで幅広く精通している高山正寛さんに、おすすめのドライブレコーダーを価格や機能別にランキングでご紹介してもらいます。
ドライブレコーダーおすすめランキングTOP3【お手頃価格】
まずはお手頃価格のドライブレコーダーから3つご紹介します。
Yupiteru(ユピテル) / DRY-SV1150c
広視野角の高画質で撮り逃しを防ぐ
広視野角の高画質で撮り逃しを防ぐ
G(加速度)センサー搭載のこちらのドライブレコーダーは、衝撃を検知すると、衝撃前後の映像を上書きされないように専用フォルダに記録します。常時録画との併用も可能。
また、人や車などの動きを検知して記録を開始し、30秒間映像に動きがなかった場合は自動的に終了するなど、不要な記録を防げてSDカードの消耗軽減にも有効です。
カメラ画素数 | 200万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2インチ |
駐車監視機能 | オプション(別売) |
GPS機能 | なし |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
KENWOOD(ケンウッド) / DRV-240
フロントガラスへの映り込みを低減
フロントガラスへの映り込みを低減
本体内蔵バッテリーにより、駐車中の衝撃や胴体を検出した時に自動で録画・保存する駐車監視録画に対応。車を停めて本体の電源がオフになってから最大約25分間、衝撃や動体を監視します※。
※本体バッテリーがフル充電時
また、急激な明るさの変化に強いHDR搭載。白飛びや黒つぶれを抑えて明瞭な映像を記録します。
最大記録画角は水平で約100°、対角111°と平均的。地上デジタル放送電波への干渉を低減するノイズ低減設計で、ストレスなく車内で映像を楽しむことができます。
スタンダートモデルとしてコスパの高さが魅力。やや縦長のボディですが、従来モデルより取り付けブラケットの位置を改良することで、フロントガラスへの映り込みを低減しています。
207万画素のフルHD、オプションで駐車録画機能にも対応するなど機能も申し分ありません。実勢価格も1万1000円前後と初心者にもおすすめのドライブレコーダーです。
カメラ画素数 | 207万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2インチ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | なし |
対応メディア | microSDHCカード(4GB~32GB) |
Pioneer(パイオニア) / VREC-DZ300
視界を妨げにくいデザイン
視界を妨げにくいデザイン
高解像度の約200万画素のフルHDカメラで、夜間でも前方の車のナンバープレートを鮮明に記録。
エンジン停止後に衝撃や振動、動体を検知した場合は、検知した時点から20秒間の映像を自動録画。駐車監視録画ファイルとして保存し、後から確認できます。
白飛びや黒つぶれする場面で映像を補正するWDR搭載。記録画角は水平95°、対角111°と平均的。
パソコン用ビューアーソフト「Driving Viewer」を使えば、録画した映像をパソコンで再生し、地図ソフトと連携して走行履歴や場所を確認できます。
2018年10月発売のモデルで実勢価格が1万3000円前後と購入しやすくなってきました。本体をフロントガラスに直接貼り付ける形状なので、視界を妨げにくいのが特徴です。
ディスプレイ下にあるファンクションボタンで操作もしやすくなってます。オプションの偏光フィルターを装着すると、さらに鮮明な画像で録画できます。
カメラ画素数 | 207万画素 |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2インチ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
ドライブレコーダーおすすめランキングTOP3【360°カメラ】
それでは次にカメラが球体で360°撮影できるドライブレコーダーのおすすめをご紹介します。
CARMATE(カーメイト) / d'Action 360S DC5000
360°撮影可能な3wayカメラ
360°撮影可能な3wayカメラ
ドライブレコーダーとして、駐車監視カメラとして、アクションカメラとして360°撮影可能な3wayカメラを搭載。また明るさを補正するWDR機能も付いています。
カメラに無線LANが搭載されているので、撮影した映像をその場でスマートフォンで再生できます。録画モードを変更すれば、最大2週間の駐車監視ができるので、長期の出張や旅行時にもおすすめです。
2017年に発売した全天周360°カメラ(球体上部で撮影するカメラ)を持つ「d'Action」シリーズの後継モデル。
これまでの全天周ではなく、2つのレンズの映像を合成して360°撮影する“全天球”録画にしたハイスペックモデルのドライブレコーダーです。
全天球録画とフロント録画を同時に行える「デュアルレック」機能を搭載。フロント録画はフルHDなので、前方車両のナンバーの読み取り精度も向上。
またもともとがアクションカメラという性格もあり、別売りの車外持ち出し用バッテリーを使えばアウトドアにも持っていくことが可能。もちろんドライブレコーダーとしてもオプションで駐車監視機能にも対応しています。
カメラ画素数 | 410万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | - |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード/microSDXCカード/(32GB~128GB) |
COMTEC(コムテック) / HDR360G
360°映像を二分割で録画
360°映像を二分割で録画
前後左右の全方位を記録するので、側面・後方からの追突やあおり運転、幅寄せなどの映像が記録できます。WDR機能搭載だから逆行やトンネル走行時の明るさの変化にも対応。
購入後1か月以内に申し込むと1年間有効になる補償サービスも付いています。
やや縦長のボディの下部にカメラが搭載された前後左右360°録画を可能にするドライブレコーダーです。全天球ではありませんが、垂直方向の画角も240°と広く、走行中の信号機などもしっかり録画できます。
本体の液晶画面で録画した映像を見る際に便利な、360°映像を半分ずつ並べた2分割録画機能を搭載。360°映像を見るには付属のビューワーソフト(コムテック公式サイトからもダウンロード可能)を使うのがベストです。
室内から録画するので後方のナンバー認識は2カメラ型のドライブレコーダーより劣りますが、その分サイドも録画できる点はメリットといえます。
カメラ画素数 | 340万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2.4インチ |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
Yupiteru(ユピテル) / Q-20
死角ができずに全方位の映像を記録
死角ができずに全方位の映像を記録
水平360°、垂直360°、全方位720°の全天球ドライブレコーダーだから、死角ができずに映像を記録することができます。映像が暗く見えにくくなりがちな夜間は、ナイトモードを使って明るく表示。HDR搭載だから白とびや黒つぶれの心配がありません。
カメラ部分の角度調整が可能なので、フロントガラスの角度を選ぶことがなく、さまざまな車に対応できます。
水平、垂直、それぞれに360°、最大350万画素のCMOSカメラを2個装着し、全天球録画を可能にしたドライブレコーダー。
特筆すべきはその画質性能の高さです。独自の高画質機能STARVIS(スタービス)により、夜間でも鮮明な録画が可能に。
高性能モデルゆえに実勢価格が高めなのがややネックですが、機能的に優秀なのでおすすめです。
カメラ画素数 | 500万画素 |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2.4インチ |
駐車監視機能 | あり |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
ドライブレコーダーおすすめランキングTOP3【優れた駐車監視機能】
次に、駐車監視機能に優れたおすすめドライブレコーダーをご紹介します。
Pioneer(パイオニア) / ドライブレコーダー VREC-DZ700DLC
24時間監視可能な駐車監視機能
24時間監視可能な駐車監視機能
急な明るさの変化にも映像が黒つぶれしたり白飛びしないよう映像を補正する「WDR(ワイルドダイナミックレンジ)」機能により、鮮明な映像で録画します。
また、エンジン停止後に振動を検知した場合は、検知した時点から前10秒・後20秒の映像を自動録画し、後から原因を確認できます。
コンパクトな前後2カメラと3.0インチのディスプレイ部を持つ分離型ドライブレコーダー。前後とも同じスペックのカメラで、対角はそれぞれ142°。しかもカメラは200万画素のフルHDで防水・防塵設計だから、車外取付けも可能。
駐車監視機能は車載バッテリーを使い、24時間365日監視可能な「駐車監視機能(セキュリティモード)」を搭載。さらに、夜間でもくっきり写す高感度・高画質録画の「ナイトサイト」に対応しています。
カメラ画素数 | 200万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 3インチ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(16GB~128GB) |
アサヒリサーチ / Driveman GP-1STD
警察や官公庁でも採用のドラレコ
警察や官公庁でも採用のドラレコ
初期設定ではエンジン停止後、1コマ1秒で3時間録画しますが、フレームレートと録画時間を自由に設定できます。より自然な映像を記録するため、HDR/WDR機能は搭載していません。
また、独自の技術により3時間の録画を約6分30秒に圧縮して保存するため、データ容量に負荷をかけにくい仕様です。
一体型の1カメラモデルですが、警察や官公庁などでも採用されているドライブレコーダーです。搭載するカメラは対角140°で1296×2304ピクセル、つまり“2K”300万画素での録画が可能。
駐車監視機能もフレームレートや録画時間の設定を自由に行える点が特徴です。駐車中録画時にバッテリーを保護するための専用回路付き電源ケーブルも標準装備。
カメラ画素数 | 300万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2インチ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(16GB~32GB) |
KENWOOD(ケンウッド) / DRV-MN940
フロントもリアもフルHDで撮影
フロントもリアもフルHDで撮影
フロント、リア用のドライブレコーダーで常時録画、イベント録画、手動録画、静止画記録ができます。HDR搭載だから急激な明るさの変化にも対応。
最大記録画角は水平約124°、対角約133°。
駐車場などでエンジン停止後に車両の衝撃を監視し、衝撃を検知すると録画をします。録画された場合は、次回エンジン起動時に画面ポップアップと音声で通知。
ケンウッドのカーナビ「彩速(さいそく)ナビ」連動型の前後タイプのドライブレコーダーです。フルHDの1.8倍の解像度であるWQHD3.7M録画に対応。フロントもリアもフルHDでの撮影が可能です。録画した映像は、彩速ナビ上の画面に簡単にHD再生できます。
また、彩速ナビと連動することでリアカメラをバックモニターとして利用することも可能。バックモニターの映像もハイビジョンのため鮮明で綺麗です。
カメラ画素数 | 207万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | - |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | なし |
対応メディア | microSDHCカード(16GB~32GB)、microSDXCカード(64GB~128GB) |
ドライブレコーダーおすすめランキングTOP3【ミラー型】
続いて、純正ミラーに取り付けるだけで使えるミラー型ドライブレコーダーのおすすめをご紹介します。
CELLSTAR(セルスター) / CSD-630FH
SONY製の高感度カメラを採用
SONY製の高感度カメラを採用
画面表示をオフにすると鏡になるミラー型ドライブレコーダー。取り付けもルームミラーにはめるだけだから手間がかかりません。多くの車種に対応した取り付け構造を採用しています。
本体の画角は水平107°、対角130°。交通事故時ドライブレコーダー買替保証金制度付き。
平面型ミラーに2.4インチ液晶画面、SONY製の高感度CMOSセンサー搭載のカメラを持つ分離型ドライブレコーダー。
分離型なのでカメラの取り付けの自由度が高く、オプションのケーブルを使ってリアカメラとして使うこともできます。液晶画面は反転するので、左ハンドル車での使用も可能。
GPS性能は全59基の衛星に対応しており、電源を入れて約10秒で信号をキャッチします。測位が不安定な都心の高層ビル街や山間部などで精度の高い測位が可能。
オプションの常時電源コードを取り付ければ駐車監視機能も使え、HDRなど基本性能の高さも魅力のひとつ。さらに同社のレーダー探知機との連携も可能とシステムアップにも対応しています。
カメラ画素数 | 200万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2.4インチ |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB)/microSDXCカード(64GB) |
PAPAGO(パパゴ) / GoSafe M790S1
5インチの大型液晶モニター搭載
5インチの大型液晶モニター搭載
距離感を掴みやすく、フレームレスデザインで純正ミラーより大きくて見やすい平面ミラー仕様。リアカメラはIPX7の高防水設計なので、車内はもちろん車外に取り付けての使用も可能です。
WDR、Gセンサー機能付き。太陽の光や熱を帯びる過酷な環境下での熱対策として、サイドとレンズの周りから熱を逃すためのエアフロー設計を採用。赤道直下の国から極寒の国まで世界中で支持されています。
ミラー本体に上下左右可動できる300万画素のフロントカメラを搭載。リア側には200万画素の別体カメラを持ち、対角180°とワイドに録画できるのが特徴です。
フロント側は最大で2304×1296ピクセルのスーパーHD画質の録画が可能。防眩タイプのミラーの中に5インチの大型液晶モニターを搭載しています。
GPSがオプション(別売)なのはやや残念ですが、32GBのメモリーカードも標準装備とお買い得感の高いドライブレコーダーです。
カメラ画素数 | 300万画素 |
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録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 5インチ |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | なし |
対応メディア | microSDカード(16GB~128GB) |
エンプレイス / DIA DORA NDR-RC177M
入門用やサブの2台目としておすすめ
入門用やサブの2台目としておすすめ
運転中に録画を繰り返す「常時録画」、緊急時に録画した映像を保護する「イベント録画」、MODEボタンを押してイベント録画をする「手動録画」、駐車時に動体を検知すると自動的に録画を開始する「駐車録画」と4つの録画モードがあるドライブレコーダーです。
カメラの画角は水平120°、対角155°と申し分ありません。
前後2カメラを持つミラー型として、最大の魅力はその価格にあります。実勢価格は1万円以下で購入可能。
白飛びや黒つぶれなどを防ぐWDR(ワイドダイナミックレンジ)対応の200万画素のフルHDカメラや常時録画のほか、駐車時の録画にも対応しています。
GPSは残念ながら非搭載ですが、入門用やサブの2台目運用としても使えるドライブレコーダーです。
カメラ画素数 | 200万画素(フロント)、30万画素(リア) |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 5インチ |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | なし |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
ドライブレコーダーおすすめ4選【前後カメラ】編集部選
それでは最後に、前後に2つのカメラが付いたドライブレコーダーのおすすめを編集部がご紹介します。
COMTEC(コムテック) / ZDR-015
取り付けが簡単で初心者におすすめ
取り付けが簡単で初心者におすすめ
取り付けもシンプルな前後200万画素フルHDカメラ搭載のドライブレコーダー。前後同時に録画し、ナンバーもしっかり視認できます。フロントカメラはHDR搭載で夜間でも明るく綺麗に撮影が可能。
GPSも搭載し、LED信号にも対応。カメラの画角はフロントが対角145°、リアが140°と理想的。オプションのケーブルを購入すれば、駐車監視機能も利用できます。お値段も手頃で初心者にもおすすめです。
カメラ画素数 | 200万画素 |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2.8インチ |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(4GB~32GB) |
Yupiteru(ユピテル) / DRY-TW9100d
スマートフォンアプリを使って撮影可
スマートフォンアプリを使って撮影可
コンパクトで運転席からの視界を妨げにくい前後型ドライブレコーダー。リアカメラには高感度・高画質を実現するSTARVIS(スタービス)技術を使用し、暗所でも人や車を鮮明に記録します。
リアカメラユニットは、プライバシーガラスやスモークフィルムにも対応。HDR機能付き。
無線LAN内蔵でスマートフォンから専用アプリを使って本体をリモート操作。アプリ経由で動画や静止画を撮影できます。レンズの画角はフロントが対角151°、リアが157°と広角で撮り逃しを防ぎます。
カメラ画素数 | 200万画素 |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | - |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(8GB~32GB) |
KENWOOD(ケンウッド) / DRV-MR740
スタンドアローン型のドラレコ
スタンドアローン型のドラレコ
カーナビと連動していないスタンドアローン型のドライブレコーダー。常時録画、イベント記録、手動録画、静止画記録に対応しています。
カメラは夜間撮影に強いF1.8の明るいレンズを採用し、前後とも210万画素のフルHD、HDR搭載。走行時もきれいな映像で再生します。画角は水平約100°、対角約111°。
駐車監視機能では「衝撃検知」以外に「動体検知」も搭載。衝撃や動体を検知した時点の前後5秒間を録画保存します。地デジやカーラジオへの電波干渉を最小限に抑えるノイズ低減設計で快適な運転をサポートします。
カメラ画素数 | 210万画素 |
---|---|
録画機能 | 常時録画、G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | 2.7インチ |
駐車監視機能 | オプション |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDHCカード(16GB~32GB) |
VIOFO(ブイアイオーエフオー) / VIOFO A129 PRO DUO 4K UHD
Wi-Fi内蔵の前後2カメラ搭載
Wi-Fi内蔵の前後2カメラ搭載
こちらの特徴はWi-Fi機能を搭載しており、専用アプリから画質や録画設定が可能。また、お手持ちのスマートフォンで映像の再生・保存等ができます。
駐車監視機能、GPSセンサーにも対応し、2インチ画面、広角140°・SDカード最大256GBまで対応です。
またSONY製のスタービスセンサーが、フロントとリアカメラ両方に搭載されており、街灯が少ない暗い場所でも明るく鮮明に録画することができます。
公式サイトをご覧になりたい方はコチラ
https://www.viofo.com
カメラ画素数 | フロント:800万画素 リア:213万画素 |
---|---|
録画機能 | G(加速度)センサー録画、手動録画 |
液晶サイズ | |
駐車監視機能 | 標準装備 |
GPS機能 | あり |
対応メディア | microSDカード最大256GB |
ドライブレコーダーのおすすめ商品をまとめ表で比較
本記事で紹介したおすすめのドライブレコーダーを一覧表で比較!ぴったりな商品を見つけてみてください!
注目ポイント | 広視野角の高画質で撮り逃しを防ぐ | フロントガラスへの映り込みを低減 | 視界を妨げにくいデザイン | 360°撮影可能な3wayカメラ | 360°映像を二分割で録画 | 死角ができずに全方位の映像を記録 | 24時間監視可能な駐車監視機能 | 警察や官公庁でも採用のドラレコ | フロントもリアもフルHDで撮影 | SONY製の高感度カメラを採用 | 5インチの大型液晶モニター搭載 | 入門用やサブの2台目としておすすめ | 取り付けが簡単で初心者におすすめ | スマートフォンアプリを使って撮影可 | スタンドアローン型のドラレコ | Wi-Fi内蔵の前後2カメラ搭載 |
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商品画像 | ||||||||||||||||
商品名 | ||||||||||||||||
商品リンク | Amazon 24,999円(税込) |
まとめ
ドライブレコーダーはフロントカメラの性能をメインに、搭載機能をチェックするのがポイントです。ぜひ愛車にベストなドライブレコーダーを選ぶ際の参考にしてみてください。
万が一の事故やトラブルが起きた際に、ドライブレコーダーに記録された映像が確かな証拠としてあなたと愛車を守ることもあります。ぜひあなたのドライビングライフに活用してください。
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2019年5月に発売になったばかりの新製品。コンパクトなボディに200万画素のフルHD画質なので、白飛びや黒つぶれを抑えて鮮明な映像を記録します。さらに最大記録画角が対角160°と視野角も十分なスペック。
また、レンズ部が可動式なのでフロントウインドウの映り込みなども少ないのがポイント。実勢価格も1万3000円前後と買い得感が高いモデルです。